森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

コンデジ野鳥撮影トレーニング

2014年02月23日 | 日記(雑記)



二度の大雪に見舞われ、週末の雪かきに追われた先週までの休日から解放され、

野鳥撮影のトレーニングを行おうと、所沢市の滝の城址公園と柳瀬川の間の川辺を

歩いてみました。

前回記事の、「柳瀬川散歩」では、記念撮影用の華奢な三脚とコンパクトデジカメの

コンビで野鳥を追いましたが、軽すぎてホールド性が悪く、ぐらつく三脚では素早い

野鳥をファインダーに納めることがなかなか出来ませんでした。

そこで、今回は三脚を使わず手持ちでブレを最小限に抑えるために、ISO感度を上げて

シャッタースピードを上げる撮影が、どこまで実用的かの調査第一弾です。

使用しているソニーのDSC-HX30VのISO感度は、100~12800で、シャッタースピードは

最速1/1600秒です。

ISOを3200まで上げ、シャッタースピードが1/1000秒以上を維持できる状態で構えます。






このような葦と木が絡まるあたりで小鳥の鳴き声が聞こえます。こちらの足音に気づいて

飛び立った鳥が近くの枝に止まったところを、手持ちでズームアップして狙います。





ニュウナイスズメだと思いますが、ビバリにも似ています。ヒバリは通常は立っている

頭の冠羽が警戒時には畳まれる様なので、これがヒバリなら、まさしくその状態です。

この時のズーム倍率は光学制限の20倍を超え、デジタルでの30倍近くなっていましたので、

被写体を中心に維持しているのがやっとの状態での撮影でした。1/1000秒以上のシャッター

でも、さすがにブレの解消とはいきませんが、何とか種類を識別できる画像です。









こちらはシロハラだと思います。






そして、シジュウカラ。


どちらも先程より更に倍率が上がり、ブレが酷くピントどころではありません。しかも

ISO感度を上げすぎたのか明らかに露光過剰で野鳥写真としては全く使い物になりませんが、

シャッタースピードの調整等、カメラの設定機能を最大限に生かし、併せて機動性に優れた

一脚あたりを組み合わせた上で撮影トレーニングを積めば、コンパクトデジカメでの野鳥

撮影も散策時の記録程度なら十分なクオリティーが得られるのではないかと思いました。


撮影トレーニングの後は、滝の城址公園を少し歩きましたが、大雪の爪痕が残っていました。












公園にもまだ至る所に雪が残っています。








そして春の息吹も、








ところで、公園でシジュウカラの群れを見ましたので、自宅二階のベランダに掛ける

ペットボトル式のシジュウカラ用、ヒマワリの種給餌器を作りました。





ベランダに設置予定の為、種が散らからないようプラスチック容器の受け皿付きです。

止まり木は今日公園で拾ってきた枝を差しました。

自宅付近では余り見かけたことの無いシジュウカラが来るか楽しみです。