菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

50-19

2024年09月10日 | Weblog

9月10日(火)晴れ


菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
本日
立ち稽古1日目
全場面ミザンス付け終了

ここから
登場人物達の人生と
物語の畝りを混ぜ合わせた稽古に入ります

主演の2人は
真っ直ぐに進む光だった人生にも関わらず
ある事故を切っ掛けに
壮絶に屈折した姉妹の人生を演じます
そう
ある意味
演じます

この「ある意味」ってのが
今作のキーポイント

僕たちは
日常生活に於いて
日々
何かしらを演じている

家の外を出た途端
社会の中で演じ始める
それを
仮面とか
ペルソナとか言うけど
外に向けて
演じ始める

それは
相手が人だったり
相手が状況だったり

役者は
演じる時に
本音で居ようとする
それを
リアルな芝居と錯覚する

社会生活に於いて
本音で居れる瞬間ってのは
どれほどあるのだろうか

演じていることを
演じる役者の仕事の中で
主演2人は
更に演じることをする

つまり
演じていることを演じて演じる

この幾重にも重なった皮を
稽古で繋げていく

どう仕上がるか
僕も愉しみだ


明日も
笑わせて
笑お

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