菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

50-27

2024年09月18日 | Weblog

9月18日(水)晴れのち雨


菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
本日
立ち稽古
7日目

返し稽古
触れられなかった場面を
時間の許す限り触れていった

稽古とは作品の
「手入れ」
「手直し」
「手当て」
を演出家がすること

役者が放つ台詞に
役者が創る一瞬に
手を加えること
そんな稽古を繰り返しながら
作品を育てていくこと 


作品てのは
何処か
人間の体と似ていて
ある場所が痛い時
決してそのある場所が痛みの原因ではない
原因は他のことの方が多い
作品も
つまらない場面は
決してそこだけが原因ではないということだ
それを
見つけるのも演出家の仕事だ

演出家は
医者と似ている

芸術の始まりは
医学だと言われるくらいだから
間違ってない気がする

実際に
演技WSやレッスンに来る参加者は
ある意味では患者である

だから
僕は必ずWSやレッスン前は
アンケートを取る
いわゆる診断だ

役者の状態を見ながら
彼龍稽古は続いていく


明日も
笑わせて
笑お

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