福田首相ら自民・公明与党は「政局」を恐れるくらいなら直ぐに下野し、小沢一郎ら野党に政権を渡せ

2008年03月26日 15時36分15秒 | 政治
◆自民党の鈴木政二参院国会対策委員長は25日の記者会見で「(民主党が)『党の方針だから審議できない』というのは政局にしようとするものだ」と非難したが・・・と読売新聞が26日付の朝刊で報じている。この手の発言は、鈴木氏に限らず、最近の自民党幹部の口からしばしば発せられる「泣き言」である。鈴木氏は、本当に政治家なのか疑問である。政治を職業とする単なるサラリーマンなのではないか。
◆どうも自民党は、福田首相をはじめ全体的に焼きが回ってきているようである。野党が政権を目指して揺さぶりをかけ、時の政権を倒壊に追い込もうとするのは、至極当然のことであり、善悪の問題ではない。政権を取ろうとしない野党は、ネズミを取らないネコと同じで、政党の価値はない。
福田赳夫元首相が好んで口にしていた「常在戦場」というのは、「常に政局」であるという意味である。野党が、与党に政局を求めて、政権交代を図ろうと懸命になるのは、いわば日常活動にすぎず、それを嫌がり、いかにも「政局にするのは悪い」と国民にムリに思わせようとするのは、国民を惑わすものである。選挙の洗礼を受けてもいない福田政権に「政局」を云々する資格はないのである。
◆そもそも、福田首相ら政府与党は、虫がよすぎる。一切の譲歩もしないで、税制関連法案を原案通りの「賛成」を前提に審議入りを求め、それに応じなければ、「政局にしようとしている」などとたわごとを言う。こんな政治家は、もはや政治家の名に値しない。
◆自民党・公明党は、政権担当の自信がなくなっているのなら、与党は潔く下野し、民主党の小沢一郎代表ら野党に政権を渡すべきである。
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