◆「小沢一郎元代表の引っ張り合い」が日々、激化している。菅直人首相側と小沢一郎元代表との「大連立推進」側である。
①菅直人首相が内閣改造を行い、「脱小沢」の旗を下ろし、小沢一郎元代表に「官房長官」を明け渡す。臨時国会最終日の3日の衆院本会議場に、野党が「参院で問責決議案を可決された仙谷由人官房長官と馬渕澄夫国土交通相が出席している本会議場には出席できない」と欠席戦術を行使しており、仙谷由人官房長官は「もはやこれまで」と覚悟を決めている。野党から「総スカン」にあい、次期通常国会に出にくくなっているからだ。
②小沢一郎元代表との「大連立推進」側は、小沢一郎元代表が、民主党を離党して、「新党を結党」、これに自民党の一部、たちあがれ日本、みんなの党、国民新党が合流するというシナリオを描いている。
◆これらの動きを裏付けているのが、日刊ゲンダイと夕刊フジである。
日刊ゲンダイは12月4日付け1面で、「諸悪の根源は仙谷の存在」「『小沢一郎官房長官』という奇手なら政権浮揚確実」「なぜ仙谷を即刻クビにしないのか」「すべての間違いは小沢一郎切りから始まった」という大見出しをつけて報じている。日刊ゲンダイは一貫して小沢一郎元代表の「総理大臣」を待望しているので、「『小沢一郎官房長官』という奇手なら政権浮揚確実」という論調を張りながら、「ポスト菅」につなげていく戦略戦術にもなり得る。
これに対して、夕刊フジは、「反小沢色」の強い報道をしてきた。12月4日付け紙面1面で、「与党幹部暴露 小沢新党」「亀井、平沼、麻生らと『救国政権』」「起訴前に大勝負」「菅内閣不信任案が可決出来る」とこれも大見出しをつけて報じている。実は、この情報を暴露して、「小沢新党潰し」の効果を狙っている。その証拠は、記事の最後で「今は『小沢の力を借りなくとも与党を衆院解散・総選挙に追い込み、真正面から政権交代を目指すべきだ』(自民党幹部)との声が大勢だ。菅首相が小沢排除の大連立を模索する中、その判断やいかに」と書いている。夕刊フジは、「小沢新党」を嫌がっている模様だ。
◆だが、そのクセ、夕刊フジの「菅内閣不信任案が可決出来る」という行は、本当に虫のいいことを期待しているフシが窺える。「菅政権に『郵政改革法案を臨時国会で成立させる』という約束をほごにされた国民新党にとっても、小沢氏中心の新党は渡りに船。平沼氏も、菅首相に媚びる与謝野馨・たちあがれ日本共同代表と離別し、菅首相よりは保守的な小沢一派と協力した方がすっきりする。『同党の衆院議員3人が新党に合流すれば、小沢氏が昨夏資金提供した民主党議員のうち、70人前後の参加で、衆院では菅内閣不信任案が可決できる』(民主党中堅)との見方もあるほどだ」
◆こうした見方をアテにしているのが、何と自民党中枢である。朝日新聞は12月3日付け朝刊「政治面」(4面)に「自民から解散論相次ぐ」とベタ記事で、こう報じている。
「自民党各派の会合で来年早々にも衆院解散・総選挙があるとの発言が相次いだ。麻生太郎元首相は『来年からそのつもりでやっておかないと、ある日突然、ということは十分にあり得る』と述べ、伊吹文明元幹事長も『やるなら2月』と語った。3日には谷垣禎一総裁が、衆参の国会議員と公認予定者となる全国の支部長を集めて会合を開く予定だ」
つまり、自民党執行部は、2011年1月に召集される通常国会冒頭にも「菅内閣不信任案」を提出するつもりなのだ。これが可決成立するには、少なくとも「小沢一派(新党もあり得る)」と「たちあがれ日本」の賛成が不可欠である
麻生太郎元首相(産経新聞社出身)は『来年からそのつもりでやっておかないと、ある日突然、ということは十分にあり得る』と述べたという報道と、夕刊フジ(産経新聞社系)の「与党幹部暴露 小沢新党」「亀井、平沼、麻生らと『救国政権』」とを結びつけて読むと、「小沢新党」の現実味が濃厚になってくる。麻生元首相が政権復帰できるなら、「小沢新党」も歓迎するということらしい。こうなると、小沢一郎元代表から、ますます目を離せない。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
菅政権の閣僚、幹部らは酒池肉林の日々、赤坂の韓国クラブに繰り出し、目当ての韓国女性とホテルに消える
◆中井洽衆院予算委員長が、「議会開設120年記念式典」(11月29日午前)の開かれた参議院本会議場で、起立して天皇皇后両陛下のお出ましを待っておられた秋篠宮殿下ご夫妻に対して、「早く座れよ、こっちも座れないじゃないか」とヤジを飛ばして、顰蹙を買い、衆院から懲罰動議が出てされそうになっているけれど、なぜそのような不敬を働いたのかの真相が、判明してきた。
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マスコミに多くの味方や友人を持ち、必要なときに協力してくれる人がおり、場合によってはマスコミ陣を上手に操れるというのは、今後重要性の増すポイントだ。小沢の師匠・田中角栄は、新聞記者を大事にした。秘書に登用したり、選挙に出馬させたりして面倒を見てきた。そうした田中と比較すると、小沢は、田中ほどスンナリと新聞記者を受け入れるのが得意ではないけれど、小沢番の政治部記者たちの面倒はよく見ている方だと言われている。
田中は、新聞記者をA,B,C,Dとランクづけして、利用し、ときにはカネをつかませたりもした。政敵ばかりでなく、自分の派閥の政治家の動静や発言を報告させるなど、情報収集役として使ったりしていた。
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第1章 リーダーシップを高める言葉
言葉01 リーダーはみんなに特別のものを与える存在である
◆名経営者たちからトップリーダーの極意を教わった
ゴーンは北米時代、伝説的な人物たちとの出会いにより、経営者として大成するのに役立つ大きな刺激を受けた。それは、アメリカの自動車業界に君臨していたアイアコッカ(当時、クライスラー会長)とボブ・ルック(同社長)であった。このほか、のちにフォード会長になるアレックス・トロットマン、GMの社長を務めたボブ・スミス、エンジニア出身のボブ・ステンプルやジャック・スミスらである
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①菅直人首相が内閣改造を行い、「脱小沢」の旗を下ろし、小沢一郎元代表に「官房長官」を明け渡す。臨時国会最終日の3日の衆院本会議場に、野党が「参院で問責決議案を可決された仙谷由人官房長官と馬渕澄夫国土交通相が出席している本会議場には出席できない」と欠席戦術を行使しており、仙谷由人官房長官は「もはやこれまで」と覚悟を決めている。野党から「総スカン」にあい、次期通常国会に出にくくなっているからだ。
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これに対して、夕刊フジは、「反小沢色」の強い報道をしてきた。12月4日付け紙面1面で、「与党幹部暴露 小沢新党」「亀井、平沼、麻生らと『救国政権』」「起訴前に大勝負」「菅内閣不信任案が可決出来る」とこれも大見出しをつけて報じている。実は、この情報を暴露して、「小沢新党潰し」の効果を狙っている。その証拠は、記事の最後で「今は『小沢の力を借りなくとも与党を衆院解散・総選挙に追い込み、真正面から政権交代を目指すべきだ』(自民党幹部)との声が大勢だ。菅首相が小沢排除の大連立を模索する中、その判断やいかに」と書いている。夕刊フジは、「小沢新党」を嫌がっている模様だ。
◆だが、そのクセ、夕刊フジの「菅内閣不信任案が可決出来る」という行は、本当に虫のいいことを期待しているフシが窺える。「菅政権に『郵政改革法案を臨時国会で成立させる』という約束をほごにされた国民新党にとっても、小沢氏中心の新党は渡りに船。平沼氏も、菅首相に媚びる与謝野馨・たちあがれ日本共同代表と離別し、菅首相よりは保守的な小沢一派と協力した方がすっきりする。『同党の衆院議員3人が新党に合流すれば、小沢氏が昨夏資金提供した民主党議員のうち、70人前後の参加で、衆院では菅内閣不信任案が可決できる』(民主党中堅)との見方もあるほどだ」
◆こうした見方をアテにしているのが、何と自民党中枢である。朝日新聞は12月3日付け朝刊「政治面」(4面)に「自民から解散論相次ぐ」とベタ記事で、こう報じている。
「自民党各派の会合で来年早々にも衆院解散・総選挙があるとの発言が相次いだ。麻生太郎元首相は『来年からそのつもりでやっておかないと、ある日突然、ということは十分にあり得る』と述べ、伊吹文明元幹事長も『やるなら2月』と語った。3日には谷垣禎一総裁が、衆参の国会議員と公認予定者となる全国の支部長を集めて会合を開く予定だ」
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麻生太郎元首相(産経新聞社出身)は『来年からそのつもりでやっておかないと、ある日突然、ということは十分にあり得る』と述べたという報道と、夕刊フジ(産経新聞社系)の「与党幹部暴露 小沢新党」「亀井、平沼、麻生らと『救国政権』」とを結びつけて読むと、「小沢新党」の現実味が濃厚になってくる。麻生元首相が政権復帰できるなら、「小沢新党」も歓迎するということらしい。こうなると、小沢一郎元代表から、ますます目を離せない。
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言葉01 リーダーはみんなに特別のものを与える存在である
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