小沢一郎元代表が腹をくくり、12月17日の両院議員総会で「離党・新党結成」を宣言、勝負に出る

2010年12月08日 15時46分15秒 | 政治
◆小沢一郎元代表が12月7日夜の会合で、、「腹をくくった」と発言、民主党分裂が、いよいよ現実化してきた。この会合は、民主党の松原仁、牧義夫両衆院議員らが参加して行われたもので、小沢一郎元代表が挨拶し、以下のように語ったという。
 「茨城県議選について「ぼろ負けする。来年4月の統一地方選へ大きな精神的ダメージになる。自分も鳩山由紀夫前首相も『協力する』と言ったのに、排除されている。結果を見た上で、年内に皆の意見を言える両院議員総会のような場を設けた方がいいと思っているので、環境づくりをして欲しい。自分は、腹をくくっている」とも語り、首相の「脱小沢」路線に不満を示した。 
 茨城県議選は12日行われる。北海道衆院5区での補欠選挙で民主党は、自民党の町村信孝元外相に敗れ、松戸市議会議員選挙でも惨敗、菅直人政権の支持率が20%台にまで下落している。政党支持率は、民主党と自民党が拮抗しており、このまま4月の統一地方選挙に突入すれば、それでなくても民主党の地方基盤が脆弱なのに、ますます党勢が衰退していく可能性が大である。このため、小沢一郎元代表は、菅政権に揺さぶりをかけ、中堅・若手議員に決起を促したと見られている。
◆民主党規約は、両院議員総会について、「第7条」で、次のように規定している。
第7条 党大会に次ぐ党の議決機関を両院議員総会とし、党所属国会議員をもって構成する。
2 とくに緊急を要する事項については、両院議員総会の議決をもって党大会の議決に代えることができる。
3 両院議員総会は、構成員の2分の1以上の出席により成立し、その議事は行使された議決権の過半数をもって決する。
4 党大会の議決に代えた両院議員総会の議決は、次期の党大会に報告し、承認を受けなければならない。
5 両院議員総会は、代表あるいは常任幹事会の議決による要請により、両院議員総会長が招集する。
6 両院議員総会長は、党所属国会議員の3分の1以上の要請があった場合には、速やかに両院議員総会を招集しなければならない。
7 両院議員総会長は、両院議員総会で選出する。
8 両院議員総会長は、党に所属しない国会議員で会派を共にする者その他必要と認める者を、オブザーバーとして両院議員総会に出席させることができる。
9 両院議員総会の運営等については、両院議員総会長が議事を進行し、とくに必要と判断する場合には、幹事長の提案を受けて、両院議員総会で決するところによる。
小沢一郎元代表が、「年内に皆の意見を言える両院議員総会のような場を設けた方がいいと思っているので、環境づくりをして欲しい」と言ったのは、民主党規約第7条第6項の「両院議員総会長は、党所属国会議員の3分の1以上の要請があった場合には、速やかに両院議員総会を招集しなければならない」という規定に基づき、「党所属国会議員の3分の1以上の要請」の署名を集めるように求めたという意味である。民主党には、衆院議員は、306人、参院議員は、106人計412人なので「党所属国会議員の3分の1以上」とは、「138人以上」である。小沢一郎前代表は、9月14日の代表選で「200票」(菅首相は、206票)を獲得している。
 これを受けて、小沢一郎元代表支持派、鳩山由紀夫前首相支持派が、早速行動し始めている。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、自民党の旧田中派系列の国会議員や地方議員に対し、「12月17日に上京して、協力して欲しい」と大号令!

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表に関して、もう1つ、注目すべき動きがある。それは、今後の政局流動化を見通して、自民党の旧田中派系列の国会議員や地方議員に対して、「12月17日に上京して、協力して欲しい」と大号令をかけていると言う。
 17日の民主党両院議員総会の場で、「分裂」を宣言し、そのまま「新党結党」に向かうのではないかと観測されている。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太思想及運動」~板垣英憲が解説~No.45
第四篇 秘密結社フリーメーソンリー

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第三節 標語と進み方と其の批判

前回からのつづき

次に平等の批判に移るが、先づ大陸フリーメーソンの教科書の文句から始めると、平等の實行を説いた後、赤裸々に次の様に告白してゐる。
『マソン結社は此の如くして革命思想の培養に極めて適切な地盤を提供した』
 即ち平等論を鼓吹することは革命の下工作であることは之でも明瞭である。前に述べた新入社員に最後の思案をさせる沈思黙考室のあることを賂記し置いたが、そこで読み聞かされる文章に次の文句がある『お前が人間的差別を固執するならば即座に此の席から去れ、此處ではそれを認めたいのだ、フリーメーソンの目的は人種、階級、祖国の區別を消滅し、國民的反感を根絶するのにある』

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『カルロス・ゴーンの言葉』 第1章 リーダーシップを高める言葉―言葉10 戦いは一極集中で行うこと―◆戦いは平押しでは勝てない

第1章 リーダーシップを高める言葉

言葉09
最も成長力ある市場に注力するのが経営である

北米の市場規模は年間220万台もあり、日本の全自動車メーカーの新車販売台数の約半分に相当しているにもかかわらず、参入企業はアメリカのビッグスリーとトヨタだけです。戦いは平押しでは勝てません。経営の重点をさらに米国に移すのは、不可避です。

◆戦いは平押しでは勝てない

ゴーンは、2001(平成13)年4月、米国ミシシッピー州で新工場建設のくわ入れの儀式を行った。日産にとっては日本でも未知の分野だった。V8エンジンを搭載した大型のフルサイズ・ビックアップトラックの生産工場である。精算は、年間25万台程度を予定していた。
 その儀式で、ゴーンはこう力説した。

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