◆生活の党の小沢一郎代表はじめ野党党首はいま、一体何をしているのかと、国民有権者のなかには心配顔の人が少なくない。野党第2党の日本維新の会の橋下徹共同代表が「慰安婦発言」で国内外から集中砲火を浴びて、マスメディアを賑わしたのがキッカケとなり、国民有権者の多くが、「野党はいまどき何をしているのか」と改めて目を向け直したのである。
ところが、「みんなの党」の渡辺喜美代表は、「橋下徹代表とは基本的に価値観が違う」と言い切って早々と絶縁宣言した。一時は、あれほど接近し合って「肝胆相照らす」かの如き関係に見えていたのに、結局は、選挙に勝つか負けるかの「打算」にすぎなかったことが、バレてしまった。義理も人情もなく、一片の紙切れほどの志もない薄い関係であったのだ。
◆共同通信が5月20日報道した世論調査の結果によると、「参院選の比例代表では、どの政党政治団体に投票するつもりですか」という問いに、以下のような回答になっている。
(()内は、前回)
自民党44.4(42.5)
民主党 6.8( 5.8)
日本維新の会5.7( 8.5)
公明党 4.4( 4.5)
みんなの党5.2( 4.2)
共産党3.1( 3.2)
生活の党0.2( 1.2)
社民党0.5( 1.0)
みどりの党0.8( 0.3)
新党改革0.3( 0.1)
その他の政党・政治団体0.1( ― )
分からない・無回答28.4(28.7)
比例代表の改選議席48なので、単純計算すると、自民党21、都道府県選挙区の議席73のうち、1人区31のすべてを自民党が獲得してしまう可能性が大。衆院の小選挙区と同じような力学が働くからだ。小沢一郎代表が民主党の選挙を仕切って、1人区で29取っていたのが、オセロゲームのように、自民党が取ってしまう。これだけで合計52。非改選49であり、総計101。
過半数122に21不足する。3分の2=162で、61不足する。これを憲法改正に積極的な日本維新の会、みんなの党、新党改革、さらに連立を組んでいる公明党を加えて、補うことができるか否かが、焦点となる。反対側から見て、憲法改正に反対が3分の1=81を上回ることができるかどうかが見どころだ。
◆野党が完敗するのは、野党がバラバラであるからだ。とくに1人区では、野党が一丸とならなければ、到底勝てるものではない。民主党は、支持母体である労働組合「連合」(古賀伸明会長)が、旧総評(社会党)系と旧同盟(民社党)系が、分裂していて、旧同盟(民社党)系は、いまや堂々と「自民党支持」を表明する者が増えている。このため、民主党の支持基盤が弱体化しており、再び立ち上がる力がなくなっている。
野党がバラバラになるもう一つの要因は、政党助成金を直接握りたい政治家が少なくないという点にある。少数政党になれば、政党助成金の多寡を問わず、自由に使えるのが、最大の魅力である。従って、1つにまとまりにくいのである。
◆そこで肝心の小沢一郎代表の動静に目が向くことになる。青森県や新潟県、大阪府、広島県などの候補者を応援に活発に、小まめに歩き回っている。それに比例代表でできるだけ多数を当選させたいと懸命であるという。
さらに、小沢一郎代表は、3年後の総選挙を見据えて、現職、立候補予定者を含めて、選挙基盤を強化するよう徹底指示している。要するに、大相撲に譬えれば、「しっかり四股を踏め」ということだ。言い換えれば、選挙運動の原理原則に立脚して、労働組合、宗教団体などの組織に頼るばかりでなく、個人後援会組織をしっかり固めるよう檄を飛ばしている。自民党の強さの秘密は、個人後援会組織にあると熟知しているからでもある。
個人後援会は、いわゆる「鉄板」と言われる固い信念を持って政治家を支えている。たとえ、支持している政治家が落選しようとも、見限ることはしない。勝ち馬に乗ろうとして、いつも左右に揺れ動き、その果てに逃げてしまうようなことはしない固い支持者の集まりである。小沢一郎代表は、そういう信念に満ちた支持者に支えられた後援会づくりを目指しているのだ。
※Yahoo!ニュース個人
※BLOGOS
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相は、祖父・岸信介元首相の理想「五族協和・王道楽土」建設を秘めて北朝鮮と国交樹立する
◆〔特別情報①〕
「拉致問題は、日本が主導的にやっていかなければ、残念ながら他の国がやってくれるということはありません」と安倍晋三首相は、自らの政権で北朝鮮による日本人拉致事件を解決する強い決意を表明した。韓国や米国の一部では、日米韓の連携を乱すものだと飯島勲内閣官房参与の突如の訪朝を批判しているけれど、安倍晋三首相は、少しも怯むことなく、解決に向けて取り組む覚悟なのだ。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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第18回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成25年6月8日(土)
戦前回帰の憲法改正と日本の進路
~大正デモクラシーと平成デモクラシーの相違点
**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
4月開催の勉強会がDVDになりました。
『フェニックス!小沢一郎代表の「政権取り戦略』~中国・東北部(旧満州)『幻のユダヤ国家』構想実現へ
その他過去の勉強会7種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
目次
第6章 バブル経済を演出し崩壊させた男たち ③
*中曾根康弘首相と鹿島建設一族との関係
おかしいのは、こうした土地の値上がりを抑える立場にある国土庁の国土審議会の会長が、都市再開発事業の業者でもある住友不動産の安藤太郎会長であるということだった。外兄的には、マッチ・ポンプのような印象を与えた。
つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
板垣英憲マスコミ事務所
ところが、「みんなの党」の渡辺喜美代表は、「橋下徹代表とは基本的に価値観が違う」と言い切って早々と絶縁宣言した。一時は、あれほど接近し合って「肝胆相照らす」かの如き関係に見えていたのに、結局は、選挙に勝つか負けるかの「打算」にすぎなかったことが、バレてしまった。義理も人情もなく、一片の紙切れほどの志もない薄い関係であったのだ。
◆共同通信が5月20日報道した世論調査の結果によると、「参院選の比例代表では、どの政党政治団体に投票するつもりですか」という問いに、以下のような回答になっている。
(()内は、前回)
自民党44.4(42.5)
民主党 6.8( 5.8)
日本維新の会5.7( 8.5)
公明党 4.4( 4.5)
みんなの党5.2( 4.2)
共産党3.1( 3.2)
生活の党0.2( 1.2)
社民党0.5( 1.0)
みどりの党0.8( 0.3)
新党改革0.3( 0.1)
その他の政党・政治団体0.1( ― )
分からない・無回答28.4(28.7)
比例代表の改選議席48なので、単純計算すると、自民党21、都道府県選挙区の議席73のうち、1人区31のすべてを自民党が獲得してしまう可能性が大。衆院の小選挙区と同じような力学が働くからだ。小沢一郎代表が民主党の選挙を仕切って、1人区で29取っていたのが、オセロゲームのように、自民党が取ってしまう。これだけで合計52。非改選49であり、総計101。
過半数122に21不足する。3分の2=162で、61不足する。これを憲法改正に積極的な日本維新の会、みんなの党、新党改革、さらに連立を組んでいる公明党を加えて、補うことができるか否かが、焦点となる。反対側から見て、憲法改正に反対が3分の1=81を上回ることができるかどうかが見どころだ。
◆野党が完敗するのは、野党がバラバラであるからだ。とくに1人区では、野党が一丸とならなければ、到底勝てるものではない。民主党は、支持母体である労働組合「連合」(古賀伸明会長)が、旧総評(社会党)系と旧同盟(民社党)系が、分裂していて、旧同盟(民社党)系は、いまや堂々と「自民党支持」を表明する者が増えている。このため、民主党の支持基盤が弱体化しており、再び立ち上がる力がなくなっている。
野党がバラバラになるもう一つの要因は、政党助成金を直接握りたい政治家が少なくないという点にある。少数政党になれば、政党助成金の多寡を問わず、自由に使えるのが、最大の魅力である。従って、1つにまとまりにくいのである。
◆そこで肝心の小沢一郎代表の動静に目が向くことになる。青森県や新潟県、大阪府、広島県などの候補者を応援に活発に、小まめに歩き回っている。それに比例代表でできるだけ多数を当選させたいと懸命であるという。
さらに、小沢一郎代表は、3年後の総選挙を見据えて、現職、立候補予定者を含めて、選挙基盤を強化するよう徹底指示している。要するに、大相撲に譬えれば、「しっかり四股を踏め」ということだ。言い換えれば、選挙運動の原理原則に立脚して、労働組合、宗教団体などの組織に頼るばかりでなく、個人後援会組織をしっかり固めるよう檄を飛ばしている。自民党の強さの秘密は、個人後援会組織にあると熟知しているからでもある。
個人後援会は、いわゆる「鉄板」と言われる固い信念を持って政治家を支えている。たとえ、支持している政治家が落選しようとも、見限ることはしない。勝ち馬に乗ろうとして、いつも左右に揺れ動き、その果てに逃げてしまうようなことはしない固い支持者の集まりである。小沢一郎代表は、そういう信念に満ちた支持者に支えられた後援会づくりを目指しているのだ。
※Yahoo!ニュース個人
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「拉致問題は、日本が主導的にやっていかなければ、残念ながら他の国がやってくれるということはありません」と安倍晋三首相は、自らの政権で北朝鮮による日本人拉致事件を解決する強い決意を表明した。韓国や米国の一部では、日米韓の連携を乱すものだと飯島勲内閣官房参与の突如の訪朝を批判しているけれど、安倍晋三首相は、少しも怯むことなく、解決に向けて取り組む覚悟なのだ。
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『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
目次
第6章 バブル経済を演出し崩壊させた男たち ③
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『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
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