SNS上ではプロレス関係者、ファンが怒りの書き込みで溢れています。
『テラハ』木村花さん訃報受け直近回の放送・配信休止
多分長文になります。
一応プロレス関連をかじっている立場としてはなんか後味の悪い映画を観て納得できないエンディングを迎えたような気分です。
実にムカムカしてます。
ネットの誹謗中傷で自殺者が出た、現役の女子プロレスラーで、将来有望な選手でした。
彼女の出たドキュメンタリー風バラエティで、そのふてぶてしい態度にネットが炎上、誹謗中傷でメンタルクラッシュ、自殺に追い込まれたという事・・・
今、ネット上ではほぼ全員のプロレスラー、関係者がお悔やみの言葉とともに怒りのツイートをしています。
「誹謗中傷した奴、許せねえ」とか
「言葉の暴力を許すな」とか
そんな言葉で今SNSは溢れかえってます。
確かに書き込んだ奴は反省してください。
軽い気持ちで書いたんだろうけど、あなたの書き込みは人の命を奪いました。
勢いで書いた時は多分多数派で、意気揚々と書いてただろうけど、全プロレス業界を敵にまわして、少数派になった今、たとえ自分に向けてなくても物凄く怖いと思います。
でも、あなたは最初にそれをやりました。
でも、自分はもっとタチが悪いと思っているのは番組製作スタッフだと思ってます。
問題のテラスハウスはリアリティがウリなんですけど、正直リアリティとリアルは別ものなんですよね。
フェイクドキュメンタリー、またはドキュメンタリー風といったほうが正しいですかね。
かつてはガチンコとか未来日記とか、ドキュメンタリー風が盛り上がって、でも当時はそういう番組の楽しみ方を知っている人が圧倒的に多かったんですよ。
それでもリアルガチに思ってた人だっていたはずなんです。
多分、問題になった場面も何かしらの演出があったと思います。
リアルにヤバかったら、放送なんてできませんから。
放送どころかYoutubeで問題のシーンを配信しちゃっているんだから、これはもう演出としか考えられないんですよ。
でも、リアルガチの人達が「木村花、態度悪りぃ」となり、正義の鉄槌の如く書き込んだ訳ですよ。
いうところの自粛警察と同じ感覚です。
多分、制作スタッフ、しめたと思ったんじゃないですか。
炎上すれば話題になるし、そこから新たなストーリー展開ができる。
悪役の存在感が強ければ強いほど、盛り上がるって事です。
制作陣に訊いてみたいのは、ちゃんとそういう誹謗中傷のケアしてましたか?という事。
多分やってないですよね。
個人的にはむしろ書き込みした奴よりこっちのほうが重大かなぁと。
あと、プロレス団体のほうも、木村選手に丸投げだったんじゃないかと。
メンタルケアとかやってたのかな?
誹謗中傷を書いた人達はもちろんの事、所属団体や番組制作にかかわった全ての人達はこの件について何らかの対処をしないといけないと思いますね。
亡くなった本人は当然として、ご遺族(母親は自分も知ってる人)、視聴者、プロレス関係者等。
これはもはや社会問題ですから。
自分らが出来る事はとにかく謹んでお悔やみ申し上げますとしか言えません。
後は騒がず、なりゆきを見守る事でしょうか。
でも、本当にこういうのって嫌です。
たまんないですよ。