要はうまく使いこなす事が重要です。
どうも「美味しんぼ」の影響なのか、本物の味とやらに毒されてる人が多いですよね。
中華の回だったか、うまみ調味料を問題視するシーンがあったけど、あの辺りがうまみ調味料を使いすぎてる=問題の多い店というイメージができあがったのかなと。
また、当時は「化学調味料」だったんですよね、味の素とか。
そりゃ人工的な響きだからそんなもの食べたら体に良くないだろとか思いますもん。
だからといって昔のキャッチコピーの
「振れば振るほど美味くなる」
なんてのは嘘っぱちで、味の素そのまんまをペロッと舐めたら口がひん曲がるレベル。
そりゃそうです。旨味の凝縮体だから当然の話。
以前「うちは味の素は使わない」とか豪語してる店に営業しに行った時、だしの素が堂々と置いてあったのを見た時、吹き出しそうになりましたっけ(笑)
要は使い方の問題なんですよね。
自分はあまりうまみ調味料は使わないけど、だしの素とかレトルトとかは普通に使います。
あの中にもうまみ調味料は入ってるし、その上で更に一振り二振りしちゃうと、味のバランスが崩れるから使わないだけなんですよね。
リュウジさんのバズレシピ、手を抜くところは抜いてるけど、ちゃんと料理のポイントは押さえているから物凄く参考になります。
その一部がうまみ調味料なだけです。
そもそもリュウジさんのレシピって一般主婦を相手にしている訳だから、家にある味の素とかインスタントラーメンとかをアレンジして何が悪いの?ってなる訳ですよ。
別にいいじゃんね、美味ければ。
うまみ調味料を入れたら美味しくなるなら、入れたほうがいいに決まってるし、使わないのは単にあんたらのプライドだけでしょと。
変な能書き垂れて、訳のわからん一汁一菜を提唱しているどこかのエセ料理研究家より余程スゲーと思いますわ。
因みにリュウジさんの「虚無」シリーズが個人的にはツボ。
チャーハンスープはもう完全に習得しました(笑)