おしゃれなアーケルブリッゲでのビール話

31日火曜日。相手方の会社の方とメンバーで懇親会を行いました。午後11時半まで食事をしていたのですが(前菜とメインに鱒を頼み、少々ワインをいただいたのですが、たぶん、一人うん万円だったのでは、高い!、税金を食べたような感じでした)、まだ、ホテルへの帰りは、明るかったです。そのせいなのか、酔ってはいたのですが、夜、眼が冴えてしまって、眠れませんでした。

レストランは、オスロ港のすぐ眼の前にあるアーケルブリッゲ(AKER BRYGGE)という、かつての港湾倉庫地区を再開発して生まれた素敵なレストラン・ショッピングエリアです(写真)。40軒程度のカフェやバーやシーフードレストランが並んでおり、近くには遊園地もあり、オスロ市民や観光客にとっての憩いの場(税金は高いですが、もうええわ、と、つっこむ)なんでしょうかね。夕方には、多くの人々で賑わってました。ちなみに昨夜のレストランは「ロフォーテン」というおしゃれなところでした。(結構、有名で少々お高いようです)

相手方の社長との話題を一つ。ノルウェー訪問前に、ノルウェーと日本の関係が何かないかとネットで調べていると、非常に重要なことがありました。その話を、社長としたところ、既にご存知で、より詳しく説明をされてしまいました。それは、日本の国産ビールを初めて作ったのはノルウェー生まれアメリカ育ちの醸造技師ウィリアム・コープランド(1832~1902)さんだったのです。江戸後期に、長崎や横浜を通じて舶来ビールが輸入され始めたのですが、国産ビールを造りたい想いが強くなりました。コープランドは、若い頃ドイツ人技師について5年間醸造を学び、30才半ばに横浜にやってきて、「天沼」という清水が湧く池があることから、明治3年にスプリング・ヴァレー・ブリュワリーという醸造所を建設し、ビール作りを始めたとのことです。居留外国人などよく売れたのですが、明治17年に醸造所は閉鎖されました。しかし、その技術は、麒麟麦酒に引き継がれており、私たちが、今日本で飲んでいるということです。

ノルウェービールについては後ほど。

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