泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

九州国立博物館(福岡県太宰府市)の特別展「三国志の世界」

2019年11月17日 20時02分25秒 | 歴史

今まで、「魏志倭人伝」に記された国のうち「伊都国」(福岡県糸島市)・「奴国」(福岡県福岡市・春日市)・不弥国(ふみこく)(比定地である福岡県宇美町・飯塚市)を歴史散策し、ブログで紹介させていただきました。

なんと現在、九州国立博物館(福岡県太宰府市)において、特別展「三国志」が開催されています。早速見に行ってきました。驚いたのは、この特別展では三国で発掘されたものを、写真で撮ることが出来ることができました。

今回は、九州国立博物館(福岡県太宰府市)の特別展「三国志の世界」を紹介したいと思います。

2~3世紀の古代中国で、「魏・呉・蜀」の三国が覇権を争った時代を最新の発掘成果で紹介する展示は,「関羽像」から始まり考古・歴史資料161件が展示されています。魏の始祖で2008~09年に発掘された曹操の墓からの出土物が見どころの一つで、最古の白磁と考えられている貯蔵器「罐(かん)」などが公開されています。呉で製作された射撃用の武器「弩(ど)」など、戦乱の世を感じさせる品も多く展示されていました。勿論、蜀の国からの出土品も展示されていました。

また、曹操墓や呉の皇族墓と考えられる上坊一号墓の出土品など、展示の約8割が日本初公開です。

曹操墓の規模は、三国志の時代で最大級です。内部は現地でも非公開ですが、本展では実寸で再現されていました。稀代の英雄が眠る地下空間へ潜入してきました。とても上手く展示されていて感心しました。出土品は、とても質素なものが多かったです。

また、以前放映されていたNHKの「人形劇三国志」で使われた川本喜八郎さんの人形も展示してありました。この番組は、大好きでしたので楽しませていただきました。特に、「孔明」さんの人形が素晴らしかったです。

今回、まだ見ぬ三国志の「リアル」な世界をみることがで、大変感激しました!

                                    

 

 

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