奈良県明日香村「飛鳥坐神社」において、2月2日に「おんだ祭」が行われました。久しぶりに、祭りに参加してきました。
今回は、飛鳥坐神社の奇祭「おんだ祭・2020」の様子を紹介したいと思います。
「おんだ祭」の日は、春のような暖かい天候でした。お祭りが始まるのは14時からですが、神社前では天狗の面をかぶった男性が青竹をもって、通行人のお尻を叩いて廻っていました。これは、ちゃんとした神事の一つで、青竹(ササラといいます)でお尻を叩かれることで、厄払いをするそうです。進んで、叩かれる方も多かったようです。私も、いつの間にか叩かれていました。
お祭りは、14時からですが早目の13時頃に行ったのですが、すでに境内はものすごい観客の数でした。13時過ぎには、居合の演舞や奉納の舞いが行われました。
14時丁度に、太鼓が鳴って神事がスタートしました。巫女さんによる舞や儀式等が終わると、いよいよ神事である「農耕の様子」と「種付け」が行われました。
「おんだ祭」とは、「御田植祭」ということで、「五穀豊穣と子孫繁栄」を祈る祭りとされています。
「祭り」の最後に、「拭くの神(福の神)」と言われる紙が、天狗さんやお福さんによって観客に向かって投げられました。この紙をいただくと、子宝に恵まれるというご利益があるそうです。多くの方が求められていました。15時過ぎには、すべての神事が終わりました。
西日本を代表する奇祭とされる、飛鳥坐神社の「おんだ祭」。久しぶりに参加してみて、あらためて飛鳥のすばらしいさを実感させられるひと時でした!
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