行き着く先は言葉狩り。

例の「人権なし」発言が未だに話題になってますが。

もうよくない！？

あのプロゲーマーの人、スポンサーからどころか

チームからも見放されたよ。

そりゃね、言っちゃいけないことだったんだろうさ。

それでスポンサーが降りるのは分かるし、

チーム除籍も分かる。

それぞれ営利目的でやってるわけだからね。

契約もあるだろう。

けど、そこに更に個別攻撃するのは違うよね。

それもこれも、「スポンサーに攻撃すれば効く」という

システムが構築されたからだと思うんだけど。

個人で有名人を攻撃できるルートが見つかってしまった、みたいな。

人権という言葉はそりゃヤバい。

けど、それ一つ取ってここまでの事態になるのはもっとヤバい。

案の定、それに近い言葉を過去言った有名人が攻撃されてる。

極端な話、「バカ」「アホ」「死ね」も全部ヤバいよね。

でも、それらを禁止しちゃうと変な表現しかできなくなる。

ライン引きが難しいってこと。

アウトなワードとセーフなワード、

誰がどんな基準で決めるの？

「私は傷つきました」

って言えば、あらゆるワードが禁止になっちゃうよね。

これ、物書きには致命傷なんですが。

「Kawaii」も差別用語、と言われたことがあるんだぜ？

もう何もかもダメじゃん。

多様性尊重のために言葉の多様性がなくなっていく。

本当の多様性尊重は、みんながちょっとずつ我慢することだと思うんだが。

「バカ」って言われたくらいでいちいち怒ってられないでしょ。

「そんなバカな！」

「こんなバカな話はないよ！」

これらもダメって言われちゃう。

みんな自分が正義だと思ってるんだよなー。

悪いこと言ったやつを懲らしめなければ！　って。

そのために言葉狩りしてたらキリないのに。