「医龍 (25)」読了。

医龍最終巻、読了しました。

いやー、しっかり完結しましたねぇ。
個人的に、本作は医療系漫画No.1だと思ってます。
医療系って他にも結構ありますが、素人にも馴染みやすく、かつ医局という部分にまで
切り込んでいきながらも軸は決してブレないあたりは相当珍しいかと。
最初は割とありがちなスーパー外科医ものでしたが。

特にキャラクターは秀逸。
天才・朝田を序盤で描き、その後は天才をひとつの武器として扱う周囲を描く、という。
ここで、朝田は完全無欠な天才ではなく、技術面に特化した天才というとこがミソですね。
普通なら仲間という立ち位置のはずの加藤助教授も、朝田の扱いには終始苦労していた
ように見えます。
時には野口教授側についたりしてたからね、あの男。

そして真の主人公というべき伊集院。
凡庸な研修医から優秀な医者へと変わっていく様こそが、本作最大の見所だと思います。
そのために大きな影響を与えたのは、多分朝田と、それ以上に霧島軍司。
僕はこの霧島軍司が大好きです。
おそらく現実にいたら殴りたくなると思うんだけど。
何というか、物凄い同族の臭いを感じるんですねー。
僕の生きる方向性が、彼の理論に結構カブるんで。
だから、リアルに遭遇すると嫌うだろうけど、漫画の中では大好き、という。

これらのキャラクターは、医療の現場と政局で混ざり合い、実にいい味を出しています。
人間ドラマであり医療ドラマであり、政治ドラマでもあったわけです。
各人が目指す理想はどれも至極真っ当でありながら、だけど衝突せざるをえない。
このあたりのせめぎ合いこそが、実は医龍の本質なんじゃないかと思います。

ちなみに、ドラマ版はほとんど見てないです。
どうにも、坂口憲二が苦手でね？
いや別に嫌いじゃないんですけど。何だか、ねえ。
どうも殆どはドラマオリジナルな話になってるみたいなので、原作は原作、ドラマはドラマで
わけて考えた方が良さそうです。
つーか医局内の政治問題とかそのままドラマにしても面白くないだろう。

三国志。

真・三國無双6、ストーリーモードは一通りクリアしました。
うん、面白かったー。

しかしあれですな。三国志は諸説あるので、無双のお話を鵜呑みにするのも違う気がする。
確か、無双は三国志演義の方をベースにしてるんですよね。
どれくらいオリジナルに忠実なんだろう。
そして、演義の方そのものはどれくらい史実に忠実なんだろう。
まぁ、赤壁の戦いで孔明が祈祷したお陰で南東の風が吹いた、ってのはさすがに創作だろうけど。

っていうか僕は基本的に三国志をよく知りません。
横山光輝の漫画と、あとは恋姫無双くらいだな！
・・・いや、恋姫無双は侮れないと思うよ？
確かにツッコミどころ満載だけど、意外とオリジナルに忠実なところもあるんだから。
張飛が大喰らいの力持ちだったり。
袁紹が身分を鼻にかけた嫌味な貴族だったり。
曹操は関羽が大好きだったり。
だからきっと、劉備は天然ボケのドジっ子で趙雲は変態さんで董卓は実は良い人なんだと思う。
うん、そうに違いない。

しかし、晋による三国統一までを描いた作品って意外に珍しい気がします。
司馬懿とか司馬師とか司馬昭って、劉備・曹操・孫権あたりに比べるとマイナーじゃないですか。
三国統一した凄い一族なのに。
日本史で言うと豊臣秀吉的なポジションかな。
でも、大体の三国志モノは、桃園の誓～三顧の礼～赤壁の戦い、三国鼎立くらいまでしか
やってない気がします。
その辺が一番面白いからだろうか。
個人的に劉備はそんなに好きじゃないので、それもどうかと思うんだけどな。
あいつは甘ちゃん過ぎてムカつきます。
あくまでも無双＋横山三国志＋恋姫無双の知識に過ぎませんが。
僕は司馬懿とか曹丕とかが好きです。魏呉蜀で言うと魏かしら。
奴らのクールっぷりがたまらん。

何にしても、無双6は面白かったです。
三国志そのものにまで興味を持つくらいに。
・・・取り敢えず。
まずは中途半端にしか見てなかった恋姫無双を見ようかしら。

僕は間違ってない。間違ってないぞ。

雑記。

赤いプルトニウムは今まともに仕事できなさそう。
いや、ちょっと思っただけです。
深い意味はないんです。

司馬懿の無双乱舞の
「フハハハハ！」
が僕に似てると嫁さんに言われた。
そんな馬鹿な。
僕はあんなに邪悪な笑い方しないよ！
・・・たまにしか。
少なくとも、レーザーは打てません。

変ゼミ5巻読了。
相変わらず酷い漫画だぜー。これ、本当にアニメ化すんのかよ！
しかも花澤香菜が主役かよ！
良いのかなあ。
良いんだろうなあ。
色々、変な心配しますよそりゃあ。

少し前に買ったプリンタが活躍中。
やっぱ、プリンタくらい要るよねー。今時さー。
今となってはなくてはならないレベルですよ。
絶対要るだろこれ。むしろ何でこれまで買わなかったんだよ。
色んな点で、効率上がります。
便利だぜー。フハハハハ！

雑記。

そういや、こないだ真・三国無双6買いました。
本当は先にキャサリンをやるつもりだったんですが、何も考えずにできるゲームがやりたくて。
で、これがまぁ実に面白いわけですよ。
ゲーム的にもそうだけど、何気にストーリーも面白い。
そりゃ三国志なんだからある程度は当たり前なんですが、演出というか見せ方がいいのよ。
司馬懿とか超かっけー。悪い笑顔がたまらん。
キャラ萌えできれば何だって楽しいってことですかね。
ちなみに今は王元姫を鍛えてます。
勿論、声が伊藤かな恵だからです。何か文句あるか。

あと、ギリギリまで迷ったのが戦国無双3Zと無双OROCHI Z。
評判とかをネットで調べて、店頭で値段も比較して、色々考えて決めました。
三國無双6を買った以上、多分これらはもうやらないんだろうな。
無双シリーズは1機種につきひとつやれば充分です。

PSPのクラシックダンジョンX2ってのが少し気になります。
絵が。セブンスドラゴンなんだもの。
それだけです。
システムとかストーリーとかそういうのは全然知りません。
タイトル的に少し惹かれる部分もあるんですけどね。
無双が終わったら、調べてみようかしら。
日本一ソフトウェア、頑張ってますなぁ。

2010年KOTY携帯ゲーム版がちょっと面白い。
鬼帝て。
何気にイラストレーターとして小梅けいとが参加してるんですよね。
ずるいなぁ・・・。
まぁ、総評も面白いので一回見てみるといいです。

ネットで知ったネタであれですが。

フランス一人勝ち。



おまけ。



ドイツもまぁ負けてない感じ。

衝撃の事実。

最近一番面白かったアニメは？
という問に対して真っ先に浮かんだ作品が

「けんぷファー」

でした。





ちょっとだけ泣きそうです。

「ライトノベルの楽しい書き方 (7)」読了。

映画も公開された(らしい)、ライトノベルの楽しい書き方。
さすがにこれ以上真新しい展開なしで進めるのは無理があったらしく、急展開です。

っていうか、7冊でも長すぎたくらいだ。
基本設定がちょっとヒネってあるくらいで、あとは王道ラブコメなんですよ。
そんなに長く続けられるものじゃないでしょう。
というわけで、急展開は当然だし望むところです。

しかし、市古さんの空気っぷりがパネェ。
お、おかしいな。ヒロインその2くらいの扱いだったはずなのにな。
映画では竹達彩奈が演じてるくらいの重要ポジションなのにな(中身は見てねぇけど)。
これは一体、どうしたことだ。
次巻以降の巻き返しに期待、ということなのか。
がんばれ市古さん。

っていうか既に8巻出てるんだよね。
どうなんだろう。
8で完結なのかな？
それも有り得ないことはない、くらいの展開になってますが。

「人類は衰退しました (6)」読了。

1年ちょっとぶりの新刊、読了。
今回は短編2本収録。

1本目はまさに妖精さん大活躍。
もうそれだけで面白いです。
妖精さんが絡めば何でもありだなー。
何気にこんにゃくゼリーネタが入ってるあたりが何とも。
それでこそ、です。

2本目は直接妖精さんが出張ってくる話ではないですが、やっぱ強烈。
つーかYはどんだけ腐ってるんだ。
濃ゆいなぁ・・・。
そして現代の漫画への痛烈な批判とも取れる内容。
勿論、同時に賛美でもあるんですけどね。
この作者は本当に漫画が好きなんだなぁ、というのは伝わりました。

さーて、次巻はアニメ化と絡めて発表、みたいになるんですかね。
うん、楽しみ楽しみ。
正直アニメ化は半分怖いところもあるんですが。
この内容をアニメにするのは可能なのか？　みたいな点で。
おとなしく続報を待ちますかー。

今週の「めだかボックス」。

・・・ひ、平戸ロイヤルまさかの再登場！？
今週はそこでびっくりして、それ以外がいまいち印象に残りませんでした。
都城とかいた気がする。気のせいかも知れない。
だって。再登場の上、喋るんだもの。

取り敢えず、球磨川編は概ねここで決着ということになるのかな？
この後は何話かエピローグ的なことをやりつつ、次の展開へ繋げていく感じですか。
球磨川との直接対決は、意外とさっぱりしてたなぁ。
ま、こんなもんかぁ。

さて、次は安心院さんですね。
その後も、人気さえ落ちなければまた違うラスボス候補が出てきて・・・
という感じで続いていくんでしょうか。
ジャンプではいつ打ち切られるかわからないんだから、その方法が良いと思いますよ。
姑息な気もするけどなー。

更新。

Bloody Feathersの方のRUMORを更新しました。
こちらからどうぞ。

これにて、RUMORは本当におしまい、ということで。

ふいー、終わった終わったー。
これで心置きなく次の作品が書けます。
ま、すぐさま書けるわけじゃないので、ちょっと休みますけれどもー。