色んなミシンの修理をしますが、このミシンの修理は毎度厄介です。
こんなに分解しにくいミシンも他に無いと思います。
修理するためにはとにかく前カバーを外さなくちゃいけないのですが・・・
下回りのネジの見えるところだけでも11本抜かないと外れません。
他にベルトカバーの中とか、針カバーの中のを7~8本?。
細くて小さいネジばっかり20本くらい抜かないと外れません。
ネジを抜いた後も、見えないところのフックとか、これが硬くて中々外れて来ません。
年数が経ってプラスチックが硬化している所為もありますが、元々の作りが薄っぺらいので気を付けないとフック部分が折れちゃうことも有ります。
ま、折れても動作に問題は無いし、小さいけどやたらネジが多いからそもそもフックがなくても問題ないのですが・・・
悪戦苦闘してやっと前カバーが開きました。
フリーアーム時の補助床も取り外し式に成ってないから、プラプラ動いて整備しにくい。
このミシンも前回同様スタートストップボタンの接点不良。
針カバー開ければ横から見えるのに、整備するにはやっぱりここまで分解しないといけないのは面倒です。
組み直してテストした所問題なく直りましたが、何度やってもこのミシンの修理は好きになれん。
もうちょっと整備しやすく作って欲しいですなー