「液晶画面にBMerrorと表示が出て動かない。」って修理依頼を頂きました。
CK1000ってのは私らオーナー店とか直営店が売ってたスーパーキルトってミシンの代理店向けモデルです。
お客様もこれは生協で買ったとか・・・
BMerrorの場合は大体がメイン基板の3.15Aのヒューズ切れですが、稀にメイン基板そのものの故障か、それ以外のどこか電装系の故障って場合も有りますので、最悪の場合は本社修理に成ることもお伝えしてお預かりしました。
ヒューズ切れと言うと、お客様には簡単な修理と思われてしまいがちなのですが、そうではありません。
ミシンのカバー類を外して、ヒューズは基板の裏側に有りますから、基盤交換するのと手間は同じです。
目視では切れていないように見えたヒューズですがテスターを使うとやっぱり3.15Aの所のヒューズが切れてました。
付いていたのは何故か4Aのヒューズでしたが、この時代のジャノメのコンピューターミシンはこのヒューズ切れの故障が多かったので、設計段階の3.15Aじゃ持たないから4Aに上げたのかもしれません。
ヒューズ交換した後に試験したところ「安全のために停止しました。」と表示され再びBMerrorが出ました。
電源を入れた時の動きを見ると、針を横に動かすステッピングモーターがおかしくて異音がしてます。
油が固まって動きが悪くなっていたようです。
注油して全体に動きを良くしてからはerrorが再現しなくなりました。
在庫の中古スーパーキルトⅡと並べて見ました。
ん~~~
真っ白なCK1000の方が私は好きかも?