長いことミシン屋やってますが初めて見るミシンです。
スイスのミシンメーカーelna社のミシンです。
ミシンカバーが本体と一体に成っておりまして、天蓋を開けますと前と後ろと左側にカバーが開いてミシンテーブル代わりに成ります。
このカバーがテーブルに成るアイデアを、もしかしたら電子のお針箱のリッカーマイティーが真似していたのかもしれませんな。
とてもコンパクトなミシンなのですが外装パーツにプラスチックが使われていなくてフルメタルですので重厚感が有ります。
びっくりしたのがボビンを入れる釜が針の後ろ側に付いています。
普通はこういう水平釜の場合ボビンは針の前に入りますから、この構造はとっても珍しいです。
今回は特に調子が悪いところも無かったのでお客様に見せて頂いただけですが、出来れば分解整備してみたいです。
お釜の位置にはビックリですね😲
本当にこの釜の仕掛にはビックリです。
せめて針板外してみたかった。
お問い合わせありがとうございます。お任せいただけた場合の修理料金はジャノメの規定の料金に成ります。
http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/price.html
正し、修理できなかった場合は私は診断料も頂いておりません。
現物を見ないと修理可能かどうかわかりませんが、他のミシン修理ブログを見ますとエルナロータスの場合ギア割れなどの故障も多いように思いました。
その場合はギアの部品交換が必要に成りますが、当店には部品が有りませんので修理できない事に成ります。
分解整備してみたいという気持ちは有るのですがご期待に沿えない可能性も有りますので、是非にとは言えませんが、もしよかったら見させてください。