40年くらい前のリッカーミシンです。
針が降りなくなったという修理依頼でした。
このミシンの9割は釜ギアが割れちゃう。
ま、これにかぎらず、ジャノメでもブラザーでもこの時代のミシンはプラスチックパーツの材質が良くなかったのか?重要パーツが経年劣化で割れるのが多いです。
下カバーを開けて目視で確認してギアのヒビも見えなかったので、単なる油切れかと思いましたが・・・
見えない裏側のほうでバックリと割れてしまっていました。
「お客様には割れていないから大丈夫です。」と説明してしまいました。
ありゃりゃ・・・
完璧な見積もりミスです。
でも・・・
廃棄ミシンから外しておいた割れてないギアが有りました。
割れてないギアを取り付けてタイミング調整してバッチリ直りました。
直ったけど、お客様には説明してお詫びしなくては・・・
私もこの間似たような事があったけど年数も経ってるしって納得されました
古いミシンだと色々有るんだよねー触っただけで外装のパーツが折れたことも有るし、ジグザグ縫いしてみたら戻らなくなったり・・・