縫い物してたら突然動かなくなったということで修理依頼頂きました。
電話では「うんともすんとも言わない。」って事だったので、ヒューズ切れかモーターのカーボンブラシか?と思ったのですが、伺って動かしてみたところ、モーターが回らないのではなく、負荷がかかって回れない状態でした。
はずみ車を回してみたところ、かなり硬くなってましたので上軸メタルの焼き付き?が考えられました。
上軸メタルを含め、可動部分に全部注油してはずみ車を回していたところすぐに緩んでミシンが回るようになりました。
糸巻きの動作を確認しようとした時に、矢印のところの針金を思い切り指に刺してしまい出血しました
他のミシンでこういう針金はついてないし、無くても動作に問題無さそうなのですが何で着いてるんだろう?
あまりにおもいっきり刺さったので、裁縫している時のまち針とかがミシンの中に入り込んでたのか?って思いました。
ベルトカバーを外してテンションプーリーにも注油しました。
このプーリが泣いて異音が出ることもあります。
組み立てて試験運転しますと高回転の時にモーターから異音がでます。
異音の原因は特定出来ませんでしたが、お客様に説明したところ、そんなに高回転で使うことは無いし、回るように成ってちゃんと使えるように成ったからこれで良いと御納得して頂きました。
背面のグレーのSINGERのロゴがカッコイイミシンですなー