やはり制式を取得したJ24Aは外せません。昭和48年4月、73式がスタートします。もう一度、昭和36年(1961年)頃に製作されたと思われるJ20,J30開発書と昭和45年9月(1971年9月)の整備解説書モドキに戻ります。
《当時の投入車種の再確認》
J10:中型幌車 J3の全長を延長し6人乗り化 JH4を搭載 ⇒ 昭和31年(1956年)頃市場投入
J11:バン型車 バン型の原形 ⇒ 昭和32年(1957年)頃市場投入
《当時の市場環境について》
この昭和36年頃の前後の市場状況はどうであったかというと、トヨタ(ランドクルーザーFJ21KB,FJ28VA、FJ45V)や日産パトロール(4W66)らライバルが民間向けジープの市場において攻勢をかけてきた頃であったんですね。従って、販売台数では他社をリードしていた三菱ジープであっても、需要層の要望を取り込み且つ、ライバルの需要層を取り込むことが必要であったようです。
《新型車開発の基本構想について》
非常に大切な部分ですね。整備解説書モドキから引用してみます。非常に明確な構想があったんです。
『我が国のジープの顧客と、そのジープの使用目的が主として都会地にて使用すると共に、その機動性を利用して山間悪路の連絡乗用車をも兼ねることができる車でなくてはならないという点に鑑み、以下4点を最大限に織り込み、ジープの真価をより日本的なものにし、高級化することを基本構想として出発した・・・』
①乗車定員、積載量の増加
②乗り心地、居住性の改善
③実用性とスタイルの向上
④操作取扱の簡単化
明日からは、J20系に絞ってもう少し中身を見ていくことにします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp まで
《当時の投入車種の再確認》
J10:中型幌車 J3の全長を延長し6人乗り化 JH4を搭載 ⇒ 昭和31年(1956年)頃市場投入
J11:バン型車 バン型の原形 ⇒ 昭和32年(1957年)頃市場投入
《当時の市場環境について》
この昭和36年頃の前後の市場状況はどうであったかというと、トヨタ(ランドクルーザーFJ21KB,FJ28VA、FJ45V)や日産パトロール(4W66)らライバルが民間向けジープの市場において攻勢をかけてきた頃であったんですね。従って、販売台数では他社をリードしていた三菱ジープであっても、需要層の要望を取り込み且つ、ライバルの需要層を取り込むことが必要であったようです。
《新型車開発の基本構想について》
非常に大切な部分ですね。整備解説書モドキから引用してみます。非常に明確な構想があったんです。
『我が国のジープの顧客と、そのジープの使用目的が主として都会地にて使用すると共に、その機動性を利用して山間悪路の連絡乗用車をも兼ねることができる車でなくてはならないという点に鑑み、以下4点を最大限に織り込み、ジープの真価をより日本的なものにし、高級化することを基本構想として出発した・・・』
①乗車定員、積載量の増加
②乗り心地、居住性の改善
③実用性とスタイルの向上
④操作取扱の簡単化
明日からは、J20系に絞ってもう少し中身を見ていくことにします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp まで