情報量が少ないのでトラック(三菱T90系キャンター)に採用された4DR1エンジンの誕生経緯を紐解いて見ました。短命なエンジンであっただけに事実関係の裏が取りにくいです。実は、三菱ジープがライセンス生産されていた頃にトラック用の小型ディーゼルエンジンも独自に開発されていたようです。そのエンジンは、試作品が1960年3月に4DP1型1484ccという仕様で、従来ディーゼルエンジンがガソリンエンジンの出力比が70%~80%であったものを一気に90%まで引き揚げた画期的なものであったようです。その後、開発を続け、1961年4月に実用供試が始まり、最終的に排気量を2000ccとした4DQ1エンジンが完成。1963年3月からT720型キャンターに搭載されるに至っています。4DR化はこのあとになります。
《小型車用ディーゼルエンジンの推移表》

★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで
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