今回は、《4DR50Aエンジンと4DR51Aエンジンの相違点》です。どこが違うの?前回ご説明したエンジンカバーの上に添付されているプレート以外では、まず以下の内容があげられます。さてさて、それは何かというと、
4DR50エンジンに対して、一部改良(下記6点)を加え更に昭和54年度(1979年度)騒音、排出ガス規制適合をクリヤーしたエンジンのことを4DR51エンジンと呼んでいます。4DR50エンジンに対する主要変更点は次のようになります。
①燃焼効率の向上(ピストン頂部、過流室、チャンバジェット、吸気ポート等の形状変更、ノズル及び燃料噴射時期の変更)
②燃焼効率の向上により出力を低下させることなく最高回転速度を低下
③クランクシャフトの油穴変更、クランクシャフト後部のオイルシールスリーブの廃止
④バルブシート・インサートの形状を変更し、エキゾースト側のバルブガイドをカーボンカッター付とした
⑤スターターは始動性に優れたリダクションスターターに変更
⑥オルタネーターはICレギュレーターを内蔵したビルトインオルタネーターとし、電気配線の簡潔化を図った
⑦4DR51エンジンは、識別のためエンジン打刻ナンバーは700001番からのスタートとした
加えて、排出ガス規制の絡みから、車台番号の頭に『K-』が付けられました。なので、別添のカタログ変遷を見て頂くと分かるように、1979年10月カタログ以降ディーゼル車には『K-』が付けられています。そうなんです。これで4DR51エンジンかどうかも分かるのです。
《三菱ジープカタログから取り纏めた排ガス記号一覧》
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
4DR50エンジンに対して、一部改良(下記6点)を加え更に昭和54年度(1979年度)騒音、排出ガス規制適合をクリヤーしたエンジンのことを4DR51エンジンと呼んでいます。4DR50エンジンに対する主要変更点は次のようになります。
①燃焼効率の向上(ピストン頂部、過流室、チャンバジェット、吸気ポート等の形状変更、ノズル及び燃料噴射時期の変更)
②燃焼効率の向上により出力を低下させることなく最高回転速度を低下
③クランクシャフトの油穴変更、クランクシャフト後部のオイルシールスリーブの廃止
④バルブシート・インサートの形状を変更し、エキゾースト側のバルブガイドをカーボンカッター付とした
⑤スターターは始動性に優れたリダクションスターターに変更
⑥オルタネーターはICレギュレーターを内蔵したビルトインオルタネーターとし、電気配線の簡潔化を図った
⑦4DR51エンジンは、識別のためエンジン打刻ナンバーは700001番からのスタートとした
加えて、排出ガス規制の絡みから、車台番号の頭に『K-』が付けられました。なので、別添のカタログ変遷を見て頂くと分かるように、1979年10月カタログ以降ディーゼル車には『K-』が付けられています。そうなんです。これで4DR51エンジンかどうかも分かるのです。
《三菱ジープカタログから取り纏めた排ガス記号一覧》
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。