tamani

たま~に書いてます。

「紙の月」

2014-11-19 | 映画館で♪







小林聡美がいいですね 正確には小林さん演じる役が、でしょうか

この配役は原作にはないみたいで?(読んでないからわからず)
私は観ていて・・・
梨花のしている事がエスカレートするにつれ、誰か早く気付いてー!と思っていたので
隅さん(小林聡美)が冷静沈着に見ている姿がめっちゃ正義感ですごくよかった



大学生と不倫する銀行勤めの主婦
“先が無い”ことは初めからわかっている
それでも走り出したら止まらない
銀行のお金を横領し・・・額はどんどん増えていく



最初は少しだけ
やってみたら案外大丈夫だった
光太と逢うためにお金が欲しい
ニセの預かり証を作成し・・・ と
悪さはもう感じなくなっていきます

この過程が面白かった
こんなになってしまってどーなるの?? と事の行方が気になる
その辺、大変上手く作られていると思います



光太を演じた池松壮亮 「ぼくたちの家族」でも書きましたがほんっとに上手くなりました 
最近はエッチシーンの多い映画に出演しているようで
「ラストサムライ」での子供時代を思い出すと 大人になったなぁ~ としみじみ、です






ラストシーンが終わって・・・  これって原作はどうなんだろう? と思いました
読んでない私にも原作と違う感じなのはわかる


で、原作ネタバレ感想を読んでわかりました
そっか~そーいうラストだったのね

映画と原作とはいろんなところが違っていますね
まー尺があるからな、仕方ないのでしょうけれど




何かの番組で宮沢りえが言ってたんだっけな(?) 「観終わるとスカっとします、爽快です」みたいなことを

ん~~ 私はぜんぜんスカっと爽快にはならなかったぞー

やっぱり人様のお金を使い込むのは泥棒です
使った自分は楽しんだかもしれないけれど
たくさんの人に多大な迷惑をかけている・・・
これは許されることではありません



ラストはさて置き
映画の作品としてはインパクト強いです
監督の手腕、でしょうかね





















コメント
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