魂のロードマップはあなたの中にあります

本当は毎日生まれ変わっているのが私たち
いつだって限りない可能性の光が満ち溢れている

よそ行きの緊張感

2013年08月08日 | ファッション
「よそ行き」の緊張感をひとふり そこからキレイが始まる…。

ニュースキャスターの安藤優子さんが、雑誌に書かれていたこの記事、ちょっとドキッとしました。

自分にとっての「よそ行き」の記憶は小さいころのワンピース。特別な洋服に袖を通せば、たちまちにして「外に出かける」緊張感と高揚感に包まれて、小さいながらも気取った振る舞いをした…。最近は、どんどんだらしなくなっていく、ほんと、いただけない。心を入れかえて、家から出るときはたとえ犬の散歩でも「よそ行き」の緊張感をひとふりすることにした。

そんな内容でした。

読んでいて…「よそ行き」って言葉、あまり使わなくなったなぁとまず思いました。自分のことを振り返ると、やっぱり私もワンピースかな?ピアノの発表会の時に毎年ワンピースを新調してもらったけど、綺麗なレースだったり、ふんわりした生地だったり、それこそ「お姫様」気分に浸れるような素敵なものばかり。

でも、素敵過ぎて、発表会以外に着た記憶がない…。

それより少しお姫様度は下がる(笑)けど、「よそ行き」はやっぱりワンピースだったような。
あと、言葉としては「よそ行き」よりも「お出かけ」のほうが馴染みがあるかな?

母の世代が皆そうかどうかはわかりませんが、いつもきちんとしていて、億劫がらずに必要があれば1日の中で何度も着替えていました。私が実家に帰ったときなど、化粧もせず、髪も適当にしていたら両親そろって「だらしがない!」。ひぇーっですよ。

勤めていたから、それなりの格好で出勤していましたが、お洒落というより、機能性や肌触りだったり、あと家で洗濯が出来るかどうかなどを重視して、私の中では仕事着とよそ行きは異なるもの。

仕事で少なからず緊張を強いられることが多いんだから、家にいるときぐらいはラクチンで~と、どんどんオッサン化していくのはわかっているけど…誰も注意してくれないとなると、自分で気づくしかなく…。

強いて言えば、和服が今の私にとっての最大の「よそ行き」かな?お茶会という非日常の世界を楽しむ時、歌舞伎を友人と鑑賞する時。特別なイベントがなくても、和服に袖を通すことによって心地よい緊張感で気分が上がります。

でも、そんな最大級の「よそ行き」でなくても、もう少し…日常でも楽しむことが出来ればいいんだろうな~と、あらためて思いました。

安藤優子さんのように「よそ行きの自分になる瞬間は女としての醍醐味である」なんて格好いいことが言えればいいですが、まだまだ。

ちょうどいいタイミングで、今月は「お出かけ」の機会があります♪ バッグは決めています。
今から25年以上も前、母が海外で購入して大切に使っていたものを譲ってもらいました。
クラッシックな雰囲気で、いわゆるハンドバッグです。「お出かけ」にピッタリ。

母はスーツを着た時に持っていましたが、私は敢えて和服に合わせようかなと思っています。もう廃盤になってしまった型なので、数年前に壊れてしまった金具の一部を交換する時に、全く同じものがなくて似たタイプのもので修理してもらいましたが、お店の方に「初めて見ました。ありがとうございます。」とお礼を言ってもらったバッグです(笑)。

「よそ行き」の緊張感の先にある何かが女性をキレイにし続ける! 安藤優子