ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

長い木造橋、木津川「流れ橋」

2012-08-12 21:13:07 | 名所旧蹟の話
カングーは時間貸し駐車場に置いているのですが、時間制限があり48時間まで。
なので、一度カングーを駐車場から出す必要があります。
遊びに行くなら、どこかいいところないか…川だったら涼しいか?

浅はかな考えで、木津川の流れ橋に行ってきました。

正式名称は上津屋橋。京都府道八幡城陽線にかかる木造橋で、自動車は進入禁止です。

木製の橋げたは幅3mほど、結構長い橋でフェンスの類は皆無。

水流の上を渡るのは少し怖いかも…

河原に下りて橋を見上げると…

実はTVでもおなじみ。時代劇のロケにも使用されます。必殺仕事人ではよく出てきました。
実は意外に新しい橋で、架橋は昭和28年だそうです。

流れ橋の名前の由来ですが…、橋の構造を河原から見上げればわかります。

橋げたは「いかだ」になっていて、木製の橋脚の上に乗っかっているだけ。
洪水で木津川の水位が橋げたを越えると、橋げた自体が浮き上がり、わざと流されることで橋全体の流失を防ぐという構造。

橋げたと橋脚はワイヤーで繋がっているので、水が引いたらワイヤーで橋げたを手繰り寄せ、
橋げたをクレーンで橋脚の上に載せれば、元通りに橋が復元可能というものです。
橋が架かった昭和28年以来17回流されているそうです。直近では、平成23年と平成20年に流れました。

それで涼しかった?
否!
日差しを遮るものはないし、河原の砂が焼けてものすごく暑かった!!