昨晩未明に書いたブログで、利根川と渡良瀬川が氾濫決壊すると我が町も浸水すると書きました。
実際に昨年の台風19号は、あわやという状況で夜通し水防サイレンが町中に鳴り響き、眠れない夜になりました。
今日は、その決壊寸前で氾濫を回避したその堤防に沿って歩くことにしました。
自宅から歩いて約50分、上流側に国道354号線バイパスに架かる新三国橋を望む渡良瀬川堤防に到着。
利根川合流部まで約1.5km地点、下流に向かって堤防上を進んでいきます。
利根川/渡良瀬川の合流点、水衝部といわれる地点。昨年の台風19号では最も切迫した地点です。
銚子の利根川河口から132kmさかのぼってますが、すでに川の水面は海抜10mほどです。
こんな流れの緩やかな利根川が増水し、そこに一気に山から流れ降りてきた渡良瀬川がぶつかるので危険なのです。
幸い、例の渡良瀬遊水地が機能し、寸前のところで氾濫は回避されたのです。
台風19号直後の渡良瀬遊水地はこのような感じでした(リンク参照)。
合流地点、利根川の上流部に東武日光線の古いトラス橋がかかり、東武の短い電車が渡っていました。長くても6両編成です。
合流点のすぐ下流は、JR宇都宮線の比較的新しいトラス橋。
こちらはほとんどの電車が15両編成。この辺りではJRの方が私鉄の東武より近代的で輸送力もはるかに大きい感じです。
しかもJRには東北新幹線もあります。国道4号線を渡って下流に歩を進めると東北新幹線の鉄橋。
仙台、山形、盛岡、秋田、青森、函館と東京を結ぶ新幹線が、利根川を渡っていきます。
この先、新4号国道(国道4号バイパス)、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)をくぐった先で、利根川は二つに分流します。
千葉県野田市(旧関宿町)、関宿城の模擬天守の右手に見える(この写真では小さく見づらい?)水門を潜るのが江戸川です。
利根川中流部においては、渡良瀬川合流部から江戸川分流部までの約10kmの区間は、水量が大幅に増加するにもかかわらず…
川幅は前後とほぼ同じなので、増水時には隘路になり氾濫の危険性が高まるのです。
実際に埼玉から東京下町にかけて甚大な洪水被害を出したカスリン台風ではこの付近で複数個所堤防が決壊しています。
さて利根川に、新三国橋から古河の市街地外側を走ってきた国道354号線が沿ってくると、古い舟運の河岸の風情が。
国道354号線の下には、
河岸の駅さかいと、バス乗り場があり、古河駅(JR宇都宮線)、東武動物公園と春日部駅(東武伊勢崎線)、川間駅(東武野田線)へ、
鉄道がない割に大きな中心市街地がある境町からは周辺の鉄道駅にバス路線が延びています。
自家用車の使用が今ほどでなく、路線バスが交通機関として中心的な機能を果たしていたころ、付近は街の中心地だったようです。
河岸の駅の他にもいい感じのお店が多く、時間があれば昼食にしたかったのですが、1時間に1本しかない古河駅行きのバスが来てしまいました。
というより、このバスに間に合うようにかなり速足で歩いてきたので、すっかり汗だくです。
あきらめきれない。バスで自宅に帰って汗を流してから、車で戻ってきました。車だとあっという間です。
バス乗り場前、河岸の駅の隣は船町食堂。出直しの際雨に降られたので、上の写真とは異なり道路が濡れています。
船町食堂はお蕎麦とカレーの人気店、必然的に一番人気はカレーそばですが…
今日は大もりそば。美味しい、量も多い。実に満足のお蕎麦でした。
さて週末恒例の、なんちゃって東海道五十三次ウォーキング。関宿、坂下宿を過ぎて鈴鹿峠も越えて、29,000歩以上歩いたので…
近江国(滋賀県)に入り49番目の土山宿に到達。この先は50番水口宿、51番石部宿、52番草津宿、53番大津宿。
終点の京都三条大橋が見えてきました。
実際に昨年の台風19号は、あわやという状況で夜通し水防サイレンが町中に鳴り響き、眠れない夜になりました。
今日は、その決壊寸前で氾濫を回避したその堤防に沿って歩くことにしました。
自宅から歩いて約50分、上流側に国道354号線バイパスに架かる新三国橋を望む渡良瀬川堤防に到着。
利根川合流部まで約1.5km地点、下流に向かって堤防上を進んでいきます。
利根川/渡良瀬川の合流点、水衝部といわれる地点。昨年の台風19号では最も切迫した地点です。
銚子の利根川河口から132kmさかのぼってますが、すでに川の水面は海抜10mほどです。
こんな流れの緩やかな利根川が増水し、そこに一気に山から流れ降りてきた渡良瀬川がぶつかるので危険なのです。
幸い、例の渡良瀬遊水地が機能し、寸前のところで氾濫は回避されたのです。
台風19号直後の渡良瀬遊水地はこのような感じでした(リンク参照)。
合流地点、利根川の上流部に東武日光線の古いトラス橋がかかり、東武の短い電車が渡っていました。長くても6両編成です。
合流点のすぐ下流は、JR宇都宮線の比較的新しいトラス橋。
こちらはほとんどの電車が15両編成。この辺りではJRの方が私鉄の東武より近代的で輸送力もはるかに大きい感じです。
しかもJRには東北新幹線もあります。国道4号線を渡って下流に歩を進めると東北新幹線の鉄橋。
仙台、山形、盛岡、秋田、青森、函館と東京を結ぶ新幹線が、利根川を渡っていきます。
この先、新4号国道(国道4号バイパス)、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)をくぐった先で、利根川は二つに分流します。
千葉県野田市(旧関宿町)、関宿城の模擬天守の右手に見える(この写真では小さく見づらい?)水門を潜るのが江戸川です。
利根川中流部においては、渡良瀬川合流部から江戸川分流部までの約10kmの区間は、水量が大幅に増加するにもかかわらず…
川幅は前後とほぼ同じなので、増水時には隘路になり氾濫の危険性が高まるのです。
実際に埼玉から東京下町にかけて甚大な洪水被害を出したカスリン台風ではこの付近で複数個所堤防が決壊しています。
さて利根川に、新三国橋から古河の市街地外側を走ってきた国道354号線が沿ってくると、古い舟運の河岸の風情が。
国道354号線の下には、
河岸の駅さかいと、バス乗り場があり、古河駅(JR宇都宮線)、東武動物公園と春日部駅(東武伊勢崎線)、川間駅(東武野田線)へ、
鉄道がない割に大きな中心市街地がある境町からは周辺の鉄道駅にバス路線が延びています。
自家用車の使用が今ほどでなく、路線バスが交通機関として中心的な機能を果たしていたころ、付近は街の中心地だったようです。
河岸の駅の他にもいい感じのお店が多く、時間があれば昼食にしたかったのですが、1時間に1本しかない古河駅行きのバスが来てしまいました。
というより、このバスに間に合うようにかなり速足で歩いてきたので、すっかり汗だくです。
あきらめきれない。バスで自宅に帰って汗を流してから、車で戻ってきました。車だとあっという間です。
バス乗り場前、河岸の駅の隣は船町食堂。出直しの際雨に降られたので、上の写真とは異なり道路が濡れています。
船町食堂はお蕎麦とカレーの人気店、必然的に一番人気はカレーそばですが…
今日は大もりそば。美味しい、量も多い。実に満足のお蕎麦でした。
さて週末恒例の、なんちゃって東海道五十三次ウォーキング。関宿、坂下宿を過ぎて鈴鹿峠も越えて、29,000歩以上歩いたので…
近江国(滋賀県)に入り49番目の土山宿に到達。この先は50番水口宿、51番石部宿、52番草津宿、53番大津宿。
終点の京都三条大橋が見えてきました。