旧万字線万字炭山駅跡

またまた例のごとく北海道に来ています。
話題は去年の今ごろの話で恐縮ですが、出張が土日を挟んでしまい車を借りて空知地方をぐるりドライブしたときに立ち寄ったときのものです。

旧万字線は岩見沢から室蘭本線でひとつ先の志文で分岐し万字炭山まで延びていたローカル線です。
駅名からもわかるように多数あった空知炭田の運炭路線のひとつでした。
廃止が早かったので残念ながら乗り残してしまった路線です。
廃線跡に沿って岩見沢と夕張を結ぶ道道が走っていますが、途中、美流渡以外は集落らしい集落もなく、万字の炭鉱が閉山になったら鉄道として存続させる意味がないのもよくわかります。


万字炭山駅跡は公民館と代替バスの待機場に変わり、小さな鉄道記念公園になってますが、集落自体がすでに衰退していて人の気配はありません。本当にバスが来るかも怪しい雰囲気でした。

この辺りは北海道にしては道の整備状態が悪く、旧万字炭山の先、夕張までの峠道は冬季閉鎖になります。
炭鉱跡もろとも夏は緑、冬は白の自然に戻りつつあるような場所でした。

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