陣馬の恵

陣馬山麓から徒然記

ムキタケ

2015-10-23 06:47:16 | 日記


針葉樹林の樹肌に生えるムキタケはキノコ人にも人気のキノコですが、
誰にでも採れるキノコではありません。
樹肌に菌が着いていなければ生えないので、生える場所が限定的です。
“寒茸”などと呼ばれ、相当な冷え込みがないと出て来ません。
毎年、摂氏5度ほど下がるころ、針葉樹林の一角に行きますと、
シラビソの樹にムキタケが出ています。
ムキタケも樹を分解させるキノコなので、3年ほど生えると発生しなくなります。
そうなると、来年から発生するムキタケ場を探さなくていけません。
「咽喉焼け」とか「火傷茸」とも呼ばれ、トロトロとした食感で熱が入るキノコなので、
熱々ですから食べる時は小口切りして食べないといけません。

 

コメント
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