谷崎潤一郎の春琴抄を寺田農さんの朗読会で聴きました。
朗読には長い作品ですが、かなり省略して正味1時間40分くらい
で朗読なさいました。
話が面白いのと、寺田さんの声と表現力で、しっかり聴くことができました。
それにしても、こんなことまでして、そこまで女に尽くす男って、いる?
谷崎の美意識は計り知れない。
谷崎文学は、刺青という短編だけは朗読したことがあります。
読書としては結構読みました。細雪も好きだな。
大谷崎(おおたにざき)と言われるだけあり、他の作家とは別格、
文豪なんてもんじゃない。ということを改めて感じました。
打ち上げにて。掲載許可も頂きました。