舞台袖にて
きのうは、「東京公演!群馬マンドリン楽団」の演奏会が飯田橋のトッパンホール
であり、朗読でゲスト出演。
今回は、詩人の平田俊子さんの「朔太郎さんパリに行く」を読ませていただきました。
この詩は、フランスに行きたしと思えども フランスはあまりに遠しと言い、
とうとう行けずに死んでしまった、詩人の萩原朔太郎を、現代の女性がパリに連れ
ていくという、ちょっとコミカル、でも奥深い詩です。
マンドリンのオリジナル曲がワルツで、優雅な演奏にのせて、楽しい朗読でした。
でも、作者の平田さんがいらしていて、客席で聴いていてくださったのでチョット
どきどきでした。
この花は、15年ぶりくらいに会えた友人が、持ってきてくれました。
偶然にもドレスと似た色でまるでコーディネートしたみたい。
感激です
ちょっと残念だったことは、小田急線の人身事故。
私の朗読教室の生徒さんは、そのため遅れる人が何人もいました。
80才前後の女性二人は、なかなか復旧しそうもないので、遠回りをして、
なれない路線を乗り継ぎ乗り継ぎ、予定より一時間くらい遅れてやっと到着。
ステージではちょうど私が朗読しているところ。
でも、途中からはホールに入れてもらえず、ロビーで朗読が終わるのを待つ
ことに。朗読が終わり、次のプログラムになる前に入ったとのことでした。
ホールの係の方は当然の対応をしただけなのでしかたがないのですが、
私の心情としては、途中からでも入れてあげてほしかったなー。
このおばあちゃん二人は、私の朗読が目的で来てくれたので残念がっていました。
もちろんマンドリン音楽もテノールの歌も楽しんではくれましたが。
人身事故は、こんなところにも迷惑を及ぼすのですね
今回お越しくださった皆様、ほんとうに本当にありがとうございました。