「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

朗読の楽しみ相模大野〈第3回発表会〉

2015-10-22 | 朗読

朗読の楽しみ相模大野第3回発表会のお知らせ。

 

いい気候になってきました。

読書もいいけど、声に出して読む朗読もいいものです。

私たちは、朗読を話芸の一つと捉え研鑽を重ねていま

す。相模大野の教室は月に1回だけのレッスンで、発

表会も教室をお借りして開催します。皆さん家でよく

練習してきてくださいますので、その成果を今回もお

聞き頂けましたら嬉しく思います。いよいよ一週間後

29日(木)13時開演。応援よろしくお願いいたします。

神野も最後に一つ読みます。

是非お聞きいただきたい物語です。

 

 

 


眠りから覚めた花柄

2015-10-18 | 朗読

きのう、和光大学の製本講座に参加しました。

綿か麻の布を持参し、それが本の表紙になります。

 

このかわいい花模様は、中学生の時家庭科で作ったワンピースの残り布。

何十年前のものが実家にあったのです。ワンピースはいつの間にか姿を消し

ましたが、この残り布は、きれいにたたまれ、暗い箪笥の奥で眠っていました。

 

ようやく、眠りから覚め、かわいい本の表紙になり、楽しませてくれそうです。

 

 

 


599mからの眺め

2015-10-12 | なにやかや

11日の日曜日、かすかに雨が降っていましたが、すぐやむだろうと

パフォーマンス学のお仲間と高尾山に。6号路から登りました。

雨はやみ、昼には青空も見えました。

山頂から富士山は見えませんでしたが、それもそのはず、

厚い雲の中で、富士山に雪を降らせていたのです。

初冠雪だったそうです。

 

久しぶりの高尾山、幼少のころ以来です。

そのとときは、サルがいて餌を買って、サルに餌やりができたと思う。

サルが何頭も寄ってきて、嬉しいような怖いような体験でした。

今はそれはないようです。

 

自然がいっぱいで、でも整備されていて、みんなの高尾山ですね。

楽しかった!!!


大谷崎の春琴抄を料理する寺田農さん

2015-10-04 | 朗読

谷崎潤一郎の春琴抄を寺田農さんの朗読会で聴きました。

朗読には長い作品ですが、かなり省略して正味1時間40分くらい

で朗読なさいました。

話が面白いのと、寺田さんの声と表現力で、しっかり聴くことができました。

それにしても、こんなことまでして、そこまで女に尽くす男って、いる?

谷崎の美意識は計り知れない。

谷崎文学は、刺青という短編だけは朗読したことがあります。

読書としては結構読みました。細雪も好きだな。

大谷崎(おおたにざき)と言われるだけあり、他の作家とは別格、

文豪なんてもんじゃない。ということを改めて感じました。

 

打ち上げにて。掲載許可も頂きました。