「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

緑と赤の夏休み

2015-08-20 | なにやかや

緑と赤の夏休み

 

田舎の夏は、本当に緑だらけ。その中に赤が映える。

 

戦後70年の総理談話を聞き、

終戦の日を迎え、

日本が、世界最古の国であることを思う。

 

日本神話では紀元前660年神武天皇元年2月11日に国が

できました。今から2675年前です!!

現実的には4世紀ごろに古代国家が形成されたようです。

 二番目に古い国はデンマークで、8世紀の終わりごろ。

 

1974年9月までは、世界最古の国はエチオピアだった。

紀元前10世紀のソロモン王朝から3000年間連続した皇室

だったが無くなってしまい、以来、世界最古の国は日本とな

ったわけです。

 

もしかしたら違う説もあるかもしれません。

それにしても、よくここまで続いてきたものだと感動します。

 

以前、日本最古の書物である、古事記に書かれている、

国づりの章を、何人かで朗読したことがあります。

難しかったのですが、稽古しているうちに楽しくなってきて、

公演は大成功でした。

 

日本のよさ、日本人のよさは失わずに、よりよい世界を

みんなでつくっていかないとね。

 

 


朗読グループ「花言葉」第6回発表会

2015-08-18 | 朗読

 

残暑厳しい毎日ですね。

8月は朗読教室も稽古日を減らし、自宅で練習して頂いてます。

特に、花言葉のメンバーは気合が入っているはず。

9月30日に発表会を控えています。

アミューあつぎ多目的ホールは、初めて使いますので、

使い勝手がいいのかわかりません。

元は、パルコの中の映画館だったところですので、

ゆったりシートで、飲み物ホルダーもあり、お客様としては

悪くないのでは。

興味とお時間ありましたら、ぜひお越しください。

 

 

今、準備に忙しいです

 

 


縄文の炎はレース文様に

2015-08-13 | アート

 

この透け感、涼しげな、花器。

中にガラスの器を入れて、花を生けたい。

キャンドルや電球を入れて、ランプシェードにも。

作者は高橋征子さん。

透かし彫り・線彫りを得意とする陶芸家です。

 

これは小さくて気軽に買える作品ですが、

本来の彼女の作品は、大きくて、芸術的で、感動です。

火炎土器のような形に、繊細なレースのような透かし彫りや、

線彫りが施されていて、すごくきれい。

さまざまな賞も受賞されています。

 

そんな高橋さん、朗読に興味を持ってくださり、勉強を始めました。

日頃、作品作りにお忙しいのですが、全く別の世界「朗読」で、

お役にたてることは何でしょうか?

何かを表現するという共通項はありますので、有意義な勉強時間

になれば、とても嬉しいです。

 

 

この器は、お香をたくこともできます。

 

高橋さんの作品や、彼女が選んだ素敵な器のギャラリー

「土の花・ゆき窯」は下記のページでも紹介されています。

 

http://www.navida.ne.jp/snavi/4392_1.html

 

 

 


文とつけば聞き捨てならず、

2015-08-13 | アート

 

 

 先日、書家の凰月さんに、江戸文(えどふみ)の手ほどきを受けました。

小筆で描いた文字に、型染めの絵を付けて完成するもので、登録商標も取ったそうです。

私、筆ペンもあまり得意ではありませんが、お習字の小筆は中学以来持ったことがないくらい。

まず、お手本を見てふうりんと書きます。ふみ子拝も書きます。そして、型染め。

型染めの型は、今は京都でも3人くらいしか作っている方がいないそうです。

その型を、紙に置いて、上から絵具を網とハケで霧状にして吹きつけていく感じ。

型はいろいろありましたが、夏らしい「青海波」にしてみました。

 

 

 

江戸文には、江戸の風情を感じます。

手紙ですから、誰かに出すために作ります。誰に出そうかな。

字はまずいが、楽しく作ったことが伝われば幸いです。

 

この日、着物で参加するとよい、とのことでしたので、こんな感じで。

もう17年くらい前に買った、寛斎さんのものです。

 

夏の着物で、小筆を持ち、型染めをし、

華やかな静けさに、こころあそぶ、ひとときでした。