突然ですが、私たち世代は、 小学校の低学年でハーモニカ(鍵盤ハーモニカではない)、高学年でリコーダーを全員やりました。そのハーモニカのメーカー覚えてますか?たぶんあなたもミヤタハーモニカ。ほとんどそれしかなかったから。その創始者は宮田東峰。彼には宮田信義という兄がいました。
彼らの父は、明治末のある日、欧州旅行のお土産に、兄にマンドリン、弟にハーモニカを与えました。その音色が美しかったので、これらを日本中に広めようと兄弟で誓い合ったそうです。
その後弟はハーモニカを広く普及しました。 マンドリンをもらった兄信義は、1917年(大正6年)に現在の「東京マンドリン宮田楽団」を創設します。 以来95年、マンドリン音楽を広め続けています。現在は孫に当たる宮田蝶子さんが会長として牽引し、定期演奏会はじつに131回。
きのう、その131回定期演奏会に招待され行ってきました。プログラムは、NHK大河ドラマ平清盛の曲あり、イタリア歌曲あり、中でもオペラ「こうもり」序曲はブラボー!!でした。
このマンドリン音楽の流れをくむ「群馬マンドリン楽団」の公演で、神野はときどき朗読をさせて頂いてます。今年も秋にありますので、今から楽しみです