「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

森が燃えていました 

2015-01-30 | 朗読

 

森が燃えていました で始まる17行の物語。

世界中で読まれているので知っている人も多いかと思います。

「私は、私にできることをしているだけ」 で終わります。

 

私は私にできることをしているかな?もっと何かできるのでは?

地球にとって、世界にっとって、日本にとって、地域社会や家族

にとって、

良いと思える行動をしたいです。

まずは・・・

 


太陽からの光が空中で凍りつく

2015-01-30 | 朗読

 

きのう女友たちが、牡蠣を食べに行こう、と連絡をくれた。

連れて行ってもらったお店は吉祥寺でした。

そこの生牡蠣は、北海道厚岸産とプリップリ大きな茨城産。

厚岸?なんと偶然、ちょうど読み終わった本は厚岸が舞台です。

 

昨秋の終わりごろ、著者から頂いた本です。

「バラサン岬に吼えろ」

バラサン岬ってどこでしょう?

それに、背景の写真は流氷、氷の海。真冬に読むと余計寒くなりそう。

 

でも、ここに書かれているのは、厚岸水産高校漁業科の生徒たちと

真剣に向き合った、熱い熱い担任の先生の実話です。

 

この厚岸は道東で、冬は相当寒いらしい。最初の方にこんな記述がある。

[真冬日が間断なく70数日間も続いたのである。太陽からの光線さえもが

空中で凍りついてしまうように感じた]

 

そんな漁業の町の高校に赴任した29歳の先生は、

反抗的で大荒れの高校1年生と正面から向き合い、苦労ばかりかけられても、

愛情をもって彼らを理解し、だんだんクラスのまとまりができてきて、人間的魅力

いっぱいの素晴らしい高校生になり、やがて卒業していくまでが書かれています。

1982年発行から10年間で12刷、かなり読まれています。

サブタイトルに、[教育とは生徒にほれぬくこと・・・・・]

とありますが、これにはハッとします。

 

私は非常勤で大学、短大、専門学校とだいぶ講師をしてきましたが、

反抗的な生徒にまったく会ったことがありません。

もし、こんなツッパリばかりのクラスの担任になったら、10分で泣いて帰り、

あしたからもうこないでしょう。

 

この本が映画になったのは1992年、石原良純主演「セイリング 海にはばたく」という

映画です。

 

実は、著者の両角憲二先生は、昨年急逝した群馬マンドリン楽団主宰者両角文則先生

の実弟です。兄弟揃って、何て人間を愛情深く見つめてくれる人なのだろうと、感動します。

そして、素晴らしいご兄弟と出逢えたことに感謝です 

 

 

 

 


ピケティ 入門編読んでみた。

2015-01-30 | なにやかや

 

ピケティ先生、注目されていますね。きょう(1月31日)は東大で講演。

2013年フランスで発売された「21世紀の資本」原著で969ページだそう。

2014年英訳が出るとアメリカで爆発的な人気となりました。

そして日本語版は12月8日に出ました。728ページ、5940円(税込)

私にはきっと無理、読めない、でもどんなことが書いてあるのだろう?

と、日本人向けの簡単そうなものをアマゾンに注文。すると当初は、2月4日以降の

お届けになりますというメールが来た。その後、何度かメールが来るたびに、お届け時期が

早くなり、先週届いたのです。あの厚みに比べたら入門書は薄い本。60分で読めたけど、

わかったようなわからないような。

資本主義は格差を拡大する、ということを、各国の過去200年の一次資料を使って

説明してくれている、それはすごいことです。

 

わたしのとりあえずの感想は、

教育についても、裕福な家庭の子は、お金をかけた高度な教育を受けられ、結果、

裕福になりやすい。貧しい子は、貧しい大人になって、貧しい子を産み、代々これが

くり返される。

せめて、この格差をなくしたい。教育の機会は均等に与えられるよう、地球中の大人

たちが考えてあげたい。

 


子羊さんがやってきた

2015-01-30 | アート

 

毎年、新しい干支になると素敵な刺繍の壁飾りを作ってくださるマダムT.さん。

人生の先輩ですが、私の朗読教室の生徒さんです。

今年もありがとうございます。クロスステッチのひと針ひと針が温かく感じます。

可愛い羊、今歩きだしたばかりかもしれません。

ブログでご紹介するのが遅くなり、1月ももう終えそうですが、

今年も見守って頂いてます。そして楽しませて頂いてます

 

 


今年の運勢はどうかな?

2015-01-17 | なにやかや

 

先日、高幡不動に行きました。関東三大不動の一つとか。

新撰組の土方歳三の菩提寺でもあります。

子どもの頃親戚の叔母に連れられて行った時は、

この階段を四つん這いになって登ったような。

今は登れないようになっています。

 

たくさんの屋台が出ていて、お守りやおみくじもありましたが、

ここは一つ、誕生日で今年の運勢を鑑定するものを試してみようと、木の箱に200円を納め、

「9月25日生」 のところから紙を一つ頂く。幸福への運勢予言書とある。

なかなかいいことが書かれている、その一例、

希望 叶う

金談 考え通りに進む

試験 合格

開業 吉

縁談 とゝのう

 

何だか嬉しくなってきた、が、待てよ、

ではこの日の生まれの人は皆、縁談整うのか?

浅田真央ちゃん婚約?!

誕生日が一緒の、O.きよみさんも、T.ちかげさんも

もうとっくに整っているって。

 

なにはともあれ、いいことがたくさんあるといいですね。

今年も元気で仕事ができますように。

みんなが幸せに暮らせますように。