クリスマスイブイブの23日はマンドリン音楽の優美な音に包
まれて、しあわせ~な、ひと時でした。飯田橋のトッパンホー
ルで、群馬マンドリン楽団東京公演があり、朗読でゲスト出
演。
神野の朗読は、
大正14年のある朝、芥川龍之介が、枕元で萩原朔太郎の詩
を読み「やみがたい悲痛の感動が湧きあがってきて、心緒の
興奮を押さへることができなく」なって寝間着姿のまま朔太郎
の家に駆けつけたという話。そして朔太郎の詩。
最後のアンコールでは歌のゲスト、オペラで大活躍のテノー
ル歌手秋谷直之さんと一緒に「小栗賛歌」を。この作品は最
初と最後に歌があり、そのあいだは朗読で語っていくという
構成になっています。
テノールの秋谷さん、カンツォーネも歌いましたが、美しく迫力
ある声で、客席から「ブラボー」の声が。
朗読家としては、一流の音楽家の皆さんとご一緒できること
は光栄であり、いい刺激を受け、とても感動的です。
来てくださった皆様ありがとうございました。感謝感謝です。