「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

朔太郎さんとパリに行った気分

2014-02-24 | 朗読

 舞台袖にて

 

きのうは、「東京公演!群馬マンドリン楽団」の演奏会が飯田橋のトッパンホール

であり、朗読でゲスト出演。

今回は、詩人の平田俊子さんの「朔太郎さんパリに行く」を読ませていただきました。

この詩は、フランスに行きたしと思えども フランスはあまりに遠しと言い、

とうとう行けずに死んでしまった、詩人の萩原朔太郎を、現代の女性がパリに連れ

ていくという、ちょっとコミカル、でも奥深い詩です。

マンドリンのオリジナル曲がワルツで、優雅な演奏にのせて、楽しい朗読でした。

でも、作者の平田さんがいらしていて、客席で聴いていてくださったのでチョット

どきどきでした。

この花は、15年ぶりくらいに会えた友人が、持ってきてくれました。

偶然にもドレスと似た色でまるでコーディネートしたみたい。

感激です

 

ちょっと残念だったことは、小田急線の人身事故。

私の朗読教室の生徒さんは、そのため遅れる人が何人もいました。

80才前後の女性二人は、なかなか復旧しそうもないので、遠回りをして、

なれない路線を乗り継ぎ乗り継ぎ、予定より一時間くらい遅れてやっと到着。

ステージではちょうど私が朗読しているところ。

でも、途中からはホールに入れてもらえず、ロビーで朗読が終わるのを待つ

ことに。朗読が終わり、次のプログラムになる前に入ったとのことでした。

ホールの係の方は当然の対応をしただけなのでしかたがないのですが、

私の心情としては、途中からでも入れてあげてほしかったなー。

このおばあちゃん二人は、私の朗読が目的で来てくれたので残念がっていました。

もちろんマンドリン音楽もテノールの歌も楽しんではくれましたが。

人身事故は、こんなところにも迷惑を及ぼすのですね

 

今回お越しくださった皆様、ほんとうに本当にありがとうございました。


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