「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

12月16日は浜離宮ホール

2011-11-24 | Weblog

「ヒューマニティーの伝統 ~朔太郎と群馬マンドリン楽団~」

12月16日<金)午後6時開演 

浜離宮朝日ホール・小ホール

 マンドリンの音色はいかがでしょうか

こんな音楽があり、こんな音楽家がいる、

 と知ることができるドキュメンタリー映画が、

ヒューストン国際映画祭長編ドキュメンタリー部門で

金賞を受賞

 神野も朗読で少し出演します

宜しかったらどうぞ。

 

萩原朔太郎は、世界に誇る近代詩人。

国語の教科書で彼の詩に触れたという方も多いと思います。

彼はまた、音楽好きでもありました。

マンドリンがまだ日本に数台しか入っていなかった頃、

すぐに手に入れマンドリンに熱中しました。

新し物好き、だったようです。

しばらくは音楽活動をし、作曲もしています。

やがて文学か音楽か悩んだ末、文学の道に進みました。

その朔太郎の出身地群馬県前橋で、マンドリンでは朔太郎の

孫弟子にあたるという両角(もろずみ)文則(ふみのり)さんが

群馬マンドリン楽団をつくり、今年立42周年を迎えます。

氏は一貫して、朔太郎のマンドリン音楽を継承し、発展させたい、

マンドリンという可能性のある楽器を広く知ってもらいたい

という思いで活動しています。すべてはマンドリン音楽のためであり、

その他の雑念や欲は全くない純粋な音楽家です。

しかし楽団の運営には資金が必要です。

支援をお願いに行くときは自転車で市内を走り回ります。

そんな一途な姿に、理解と応援を続ける方々がいます。

40年を迎えるにあたり、この楽団をドキュメンタリー映画にしておこう

という動きが出てきました。

そして1年間、カメラが楽団と両角に密着しました。

撮影が終わり、完成したのが昨年。タイトルは

「ヒューマニティーの伝統 ~朔太郎と群馬マンドリン楽団~」

その後ヒューストン国際映画祭の長編ドキュメンタリー部門に出品すると、

みごと金賞!!!

今年は群馬県内数カ所で受賞記念の演奏会と試写会を開催。

その締めくくりとして、東京で皆さんに聴いてもらおう、見てもらおう、

ということになったわけです。

一聴の価値ある演奏、一見の価値あるドキュメンタリー映画です。

全席自由席 3000円

お問い合わせ   jinno@ga3.so-net.ne.jp

 


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