Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

"Zero Fighter" Lattle snake no.7

2010-02-05 | PEANUT SCALE MODELS

Tissue covering・・・・・

そろそろ気を引き締めて紙貼りを始めます。久しぶりですから緊張しますネ・・・ いつも最初の儀式は糊(アクアピット)を薄めて程良い濃度にすることですが、糊入れて!水入れて!糊入れて!水入れて!丁度良い感じになる頃には「オイオイどれだけ使うの?」って量になっています。蓋をして数日間は大丈夫ですから、「秘伝のタレ」を作っておきます。さて、どれから料理するかはその時の気分次第、今回は主翼中央部の膨らみから貼ってみます。きれいなライン、出るのでしょうか?

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まずは問題なく終了!ここで暗礁に乗り上げてたら・・・この先大変です。一緒に尾翼も貼りますが、強度的は十分です。しかしもう少しバルサの厚みがあった方がよろしいかと・・・

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気を良くして主翼全体を攻めます。ネジリ下げは目分量、たとえ狂っても右翼にたくさん付くように注意しながら進めます。後縁材に溝が掘ってリブと接着されているので、紙を両面貼った時に後縁材だけが引っ張られて上下にねじれることもなく、いたって頑丈です。

さーて、苦難の始まり?胴体に取りかかります。まずは紙をあててみて、何処で紙を分けて貼るかを調べます。ひ弱な骨組みの機体はここであまりストレスをかけないようにしないと胴体がビミョウにねじれますから、注意です。通常は4枚、又は6枚くらいに分けて貼るのですが、この種の機体はフィレット下側の部分はどうしても分割しないと収拾がつかなくなりますから、最初から胴体下面は分離して貼った方が安心です。

しかーし!今回は何処まで1枚で貼れるか?冒険しましょう。別に成功したからといって何も起こりませんが・・・

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胴体側面を貼れるサイズを用意して、中央部分のストリンガー2本くらいに糊を付けてまずはスタート。フィレット部分は薄くした糊(仮付け用)で位置を決めたら不要な部分には切れ目を入れます。フィレット後部で切り込みが入りますから、うううっ・・・下面まで貼り込むには?最初の挫折、ここはおいといて?先に進みます。

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糊を付けた個所は細くしたティッシュでカバーしてから、まだ貼っていない個所に霧吹きをします。紙が縮んできたら胴体にあてて、その縮み具合を確認しながらどんどん霧吹きして「行けるところ」迄縮ませます。貼った状態でこんなに霧吹きしたら大変なんですが、縮ませるのは紙だけです。胴体の曲面になじむようになってきたら、ストリンガー2本分程度に糊を付け、薄く霧吹きした状態で貼り付けます。これを上下に繰り返し胴体中央部までシワが出ないように出来れば・・・パーフェクト!(フィレット裏側を除く)。フィレットのバルサ・シート部分(逆R)は一度に貼ると乾いた時中央部が引っ張られて浮き上がってしまいますから、胴体下部への接着が完全に乾いてから主翼方向へ少しずつ接着します。

そんな苦労せんでも・・・とお考えの方は、適当に切り貼りして楽しんでください。

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残るは後少し・・・胴体下面のフィレット裏側部分は小さな紙を別に用意して部分的に貼ります。湿気&乾燥を繰り返して中央部までたどり着きましたが、不必要な部分には切れ目をどんどん入れて、細かくします。でも今度右半分貼るのはもっと大変なんですよね!

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