Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

BD-5A No.7

2023-04-14 | PEANUT SCALE MODELS





製作もこのあたりまで進むと残った仕事を探す毎日、機体によっても違いますが残りの仕事はそんなに多くないはず。でも時間のかかる仕事はまだまだ残っていそうです。キャノピーの型は作ってありますがまだしぼっていないしプロペラだってブレードは正転&逆転各2枚計4枚の準備は出来ていますがスピンナーの内側削ってユニット仕上げるのも1日仕事、まあぼちぼち始めます。





2機同時進行のメリット・・・最初にちょっと失敗しても次は何とか上手く行く。あれこれ考えだすと時間は倍近くかかることもあるが結果的には製作時間は短くなる。デメリット・・・飽きる!
決して良いことばかりではないという現実・・・ でも楽しい!





紙貼り前に主翼の取り付け工事(仮組み)は済ませてありますが、紙を貼って塗装した後ですから微妙に狂ってきますしはめ込みもきつくなりますのでもう一度調整しておきます。





はめ込んでみると微妙に上反角が狂っています、差し込み部分を削って直します。





優しく扱わないと胴体つぶすか主翼が折れますので力ずくで押し込むことは出来ません、ダラダラと時の経つのも忘れて。





組み立ての目途がついたのでキャノピーをしぼります。型の表面をきれいにしたら試しに1枚。ブツブツ出来てないかチェックしてイザ本番!





慣れてくると力の入れ具合が解ってきますのでより軽いキャノピーが完成します。限界まで引っ張って穴が開く寸前にそのままの状態で温度を下げて冷やします。





一人作業ですからもう1本か2本優しく手助けしてくれる手があれば楽に作業ができるかもしれません。そんな孤独な人にお勧めの方法もありますので今回は2本の両手足しかございませんが「千手観音方式」で頑張ってみるのと、もうひとつチューブ方式の簡単な方法も試してみました。





電池パックを自作するときに使用する透明の収縮チューブを使って型にはめたら後はドライヤーで収縮させるだけ、いたって簡単でした。収縮させたら不要な部分を切って型から取り出すだけですから誰の手も借りることなく一人で楽に出来ます。
しかし問題もございます。いつも使っている塩ビフィルムの透明度は期待できないし厚みもそんなに選択肢がない。色々なメーカーの商品が出回っていますからその中から選択して良いものを見つけることが出来ればもう人手不足に悩むこともなくキャノピーを一人で自由に作ることが出来ます。
参考までに製品名は「透明PVC収縮チューブ」幅85mm 肉厚は0.007mm 収縮温度は70度 メーターあたり176円
幅はいろいろなサイズが出ています。収縮率が約48%ですから型の外周を考えてサイズを決めるか、チューブに適した型のサイズにするか・・・
そんなに高価ではありませんから数種類のサイズを用意しておくと良いのかも。薄くて透明度の高いものが見つかれば鬼に金棒です。

ちょっと濁った感じがしますがこれだけ見てればそんなに違和感はないと思います。小さな型に幅の広いサイズのチューブをかぶせて収縮させるとどんどん縮みますからなんだかぶ厚くなる様な気がします。ですから熱をかけるのは最小限にして型の外周にピッタリサイズのチューブを使うのが理想でしょうか。

で、今回はいつもの塩ビフィルムを使用します。限界まで引っ張ったブツは薄くて頼りない印象ですが強度は必要ありませんから空気抵抗で凹まなければ大丈夫、「超衝撃吸収キャノピー」なのであります。マスキングテープでトリミングしたら外側を切り取ります。





それでもこの重さ!ため息が出そう・・・ そして最後に衝撃の事実がもうひとつ。





胴体に取り付けて微調整します。クロスオーバーさせる幅は1mm程度、切り過ぎても広すぎてもダメ。





位置決めして4か所を固定したら白の2mm幅の同じ紙でマスキングします。





静電気で内側にホコリが付いたらどうしましょう??? とか考えるのはよそう・・・


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