もう暑いのなんの!節電だしー、飛行機出来ないしー、何故か体重増えてるしー、今年は早くから梅雨が明けてしまい、鬱陶しいけどもう一度来てもらえませんか?こんな毎日では楽しい事なんか何も起きるはずがありません・・・んが、しかし!
この不定期更新ウエブを見ていただいてる模型マニアの方々から色々な質問や激励のメールをいただき感謝しています。本当にお役に立っているかどうか心配なんですけど、少なくともピーナッツ・スケールに関しては自信を持っています、ちょっとだけ・・・
先日このウエブでお知り合いになった方からキットが送られて来ました。おそらくそれらのキットはいつの日か製作されることを夢見て、長年大切に保管されていたものと思われます。そんな思い入れのあるキットを頂くことは最初お断りしましたが、是非にということで送って頂きました。
しかし、こんなにうれしかった事は最近あまりありません。ニヤニヤしながらパッケージ・デザインに心ときめいたり、薄いビニール袋に入った小物パーツを慎重に取り出して数えたり、その後必ず落とす小さな真鍮ワッシャをジュータンの上で探したり、リブの形を調べたり、ノーズ・ソケットの作り方や紙の貼る順序を考えたり、冒険なんかせず図面通りに攻めようとか、ちょっと改造して誰かに見つかったら自慢しようとか、誰だって一度や二度はこんな経験はあると思います・・・私だったらこのキットを見ながら妄想だけで1ヶ月は遊べます!もちろん完成させてここでお知らせする予定です。
お送りいただいたキットの中で最も気に入ったのはこちらでした。図面の美しさ、バキューム・パーツの精巧さ、どれをとっても完成度の高いキットです。アメリカの模型黄金期にはこんなキットが売られていたのです。ダウンサイジングしてピーナッツにしても充分戦闘能力はありそうです。バキュームされたパーツは紙粘土で再加工しなくてはいけませんが、当時のこんな図面を見てしまった事で、このFFスケールの世界に入り込んだ私にとっては懐かしさもあり、心躍ります。高度なんかそんなに取らなくても良い、旋回だって危なっかしいままで良い、ゆっくりした速度で短い時間でも空中に浮いてくれたらそれで良い、でも愛してしまう魅力あるキットです・・・涼しくなったら作り始めよう!
最近流行の山ガール向け雑誌のキャッチ。オトナね・・・良いよなー
「子供男子限定!今こそはじめるピーナッツ」
若年層の獲得・・・無理がある!