その3 Vテールの角度修正
実際に主翼とVテールを胴体に取付けてみますと、やはりV角度が傾いています。しかも後ろから見て左側が主翼から1センチ近く飛び出しています。取付角差の修正以前にこちらを直しておきます。まず修正用の1ミリ航空ベニアを巾3ミリ程度に切って、胴体マウン右側に張り付けます。角度が主翼に対して中立になるよう張り付けた航空ベニアを削ります。角度が決まったらVテール裏側にサランラップを貼り、航空ベニアと胴体マウントの段差に5分のエポキシを流してVテールを固定します。この時前縁にあるピンとボルトの穴にエポキシが入らないように注意、又ピンとボルトにはオイル又はシリコンを塗っておきます。エポキシが胴体にたれて汚れないように周りは紙テープでマスキングしておきます。エポキシが固まったら取り外し、周りにはみ出した部分を切り取ります。シリコンを接合面に塗って再度固定し、角度を確認します。