クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

心の中で念仏を唱えて車を進める

2015年03月21日 19時50分20秒 | 日記
大きなお天道様が西の山に沈んでいきます。
今日の夕刻、西に向かって車を走らせているとオレンジ色にちょうどよい明るさに輝くお天道様が、肉眼できれいに見えます。
低空にかかる春霞みのおかげなのでしょうか、低い空の太陽は、巨大な大きさに見えます。
思わず両手を合わせたくなるのですが、何分車を運転する身、心の中で念仏を唱えて車を進めます。
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『自分の活動は多くの人に支えられ、救われている。』と語る円空彫りの朝比奈正典さん

2015年03月21日 19時40分06秒 | 円空さん
昨日は、「 円空の虜になって、21年 -多くの人に支えられ- 」と題した遠江円空研究会の朝比奈正典さんのお話を聞きました。
昨日から羽島市文化センターで始まった「第3回円空彫り作品展示会」を記念しての講演会です。

朝比奈さんは、これまで彫ってきた円空仏について時の順にお話されます。
初めて彫ったのが「護法神像」。
様々な鑿(のみ)の使い方が学べる、円空彫りの出発点だと言われます。
上之保円空彫り大会や、羽島市平成の円空彫りの集いなど、多くの“今円空さん”が集まる大会に長年にわたって出場されたといいます。
カナダでの円空フェスティバルで円空彫りの実演をした時には、集まったテレビカメラや新聞記者に対し、片言の英語で説明し、ちゃんと通じたといいますから、度胸が据わっています。
静岡県森町の古刹蓮華寺の和尚さんに請われて3メーターの高さの仁王さん2体を、たった一人で半年かけて彫ったとか武勇伝にことかきません。

今回の「第3回円空彫り作品展示会」には、羽島市の長間薬師寺の護法神をモチーフにした仏さまを柿の木から彫って出展されています。
目鼻口を形どる大胆な稜線が見事ですね。

『人とのつきあいが好きである。』と言われる朝比奈さん。
『自分のこれまでの行動には、多くの人との出会い、交流があった。自分の活動は多くの人に支えられ、救われている。』との思いをしみじみと語られ、お話は続きます。

トップの写真は、朝比奈さんが出展した護法神。



講演会の模様です。

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