クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

東洋館で、アジア各国の仏さまや神さまとゆっくりとお話

2015年03月30日 22時00分35秒 | 美術展
東京国立博物館の東洋館に初めて行きました。
ここは静かでいいところですね。
ゆっくりと気のすむまでアジア各国の仏さまや神さまとお話ができます。

トップの写真は、「飛翔する神像」。
中世インドのヒンドゥー教寺院の建物に取り付けられていたそうです。
人々が見上げる位置にあり、この空飛ぶ神を見てインド人は何を思ったのでしょうね。



「菩薩」。中国山西省、6~7世紀隋時代、砂岩から造られています。

「十一面観音」。中国陝西省。

「山彩鎮墓獣」。7~8世紀唐時代、中国。

帰り道、JR上野駅に急ぐ道すがら、公演の通路を照らす灯り。

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御舟が描いた絵、純粋な美の塊であり、画家の魂が乗り移ってる

2015年03月30日 18時17分20秒 | 美術展
速水御舟が描いた本物の絵が見たくて、山種美術館に行ってきました。
今、開かれているのは、「 花と鳥の万華鏡 -春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥- 」 。

御舟が描いた「百舌巣」、「牡丹花(黒牡丹)」など、どの絵も全て、純粋な美の塊であり、画家の魂が乗り移ってる。
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ムスカリの花が咲きました

2015年03月30日 18時03分08秒 | ○○○の花が咲きました
昨日のこと。
ムスカリが咲いています。
紫色の小花が密集した中仲良しさんの雰囲気が、いいですよね。
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「茨木のり子詩集」が備えられた喫茶店

2015年03月30日 17時40分18秒 | モーニング喫茶
モーニングではないのですが、今日アフターヌーンに入った喫茶店。
こういったのは初めてです、なんと、座ったテーブル横の窓辺には、たくさんの本が並べられています。
喫茶店で本といえば普通は週刊誌なのですが、せいぜいあっても子供向けの絵本とか。

ところがなんと、全部で25冊もシリアスな本が。
ちょっと軽めもありますが、次のような書名が目に飛び込んできます。
「茨木のり子詩集」、「渋谷」(藤原新也)、「超訳ニーチェの言葉」、「孤独の作法」(下重暁子)、「少数精鋭の組織論」、「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)、「いい人をやめると楽になる」(曽根綾子)、「パリの蚤の市」・・・・・・。

マスターは30代前半にみえる男性、ホールはそのお母さんらしき人が接客しています。
いったいどなたの選択なんでしょうね。
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市川峻さんの情念が生む爽やかな風

2015年03月30日 11時13分53秒 | 美術展
名古屋駅から地下鉄に揺られて25分、本郷駅から徒歩5分の「アーティストによる美術空間カフェmusico」へ行ってきました。
今開催中なのが市川峻さんの個展『荒野と茶』。
案内葉書の自画像でしょうか、きらきら光る目に宿る純な光線が気になり見に行きました。

残念ながら画家はおみえになりませんでしたが、カフェオーナーでしょうか、折り目正しい言葉づかいの応対で、心地よい時間を過ごせました。
いただいたコーヒーは、“マンデリン・トバコ”。
苦いコーヒーを所望したら勧めてくれたのがこれ、なんでもインドネシアのトバ湖地方の産とか。
いやぁ、美味しかったですね。
“シャープな苦み”とのうたい文句通り、すっきりとした苦みでした。

さて、市川さんの作品。
素朴な心、そして流麗さが混ざり合った絵筆のタッチ、色調からは、見る者を落ちつかさせる効能があるようです。
会場に置いてあったこれまでの作品集もじっくりと拝見でき、一枚一枚に込められた画家の情念が爽やかな風を生んで素敵でした。

ところで、“爽やか”ついでに行きの地下鉄車内でのこと。
途中から乗りこんだ兄妹。
お兄ちゃんは、淡いブルーのトレーナーに濃いブルーののジーンズ、坊主頭で、黒ぶちメガネをした中学2年生ぐらいの背の大きい男の子。
一緒の妹は、ピンクとグレーのストライプの淡い茶の地に濃茶の点々が混ざるシックな短パンをはいた小学3年生ぐらい。
妹は、お兄ちゃんのショルダーバッグの紐を、伸ばした両手で掴んで、揺れる車内、足を踏ん張っています。
駅が進み、座席が空きました。
『座れ。』と妹を座らすお兄ちゃん。
妹の前で、吊革につかまり妹の顔を覗きこんで何やら話しています。
さらに電車が進むと、やがて空いた2席、そちらにすっと移動し、仲良くふたり並んで席に座ります。
どこに行くのでしょうね。
動物園の駅に着いても二人は座ったままでした。
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