映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『THE CODE/暗号』

2010年11月24日 | Weblog
わるい

林海象 監督
尾上菊之助、稲森いずみ、松岡俊介、斎藤洋介、佐野史郎、柏原収史、宮迫博之、坂井真紀、成宮寛貴、貫地谷しほり、宍戸錠、松方弘樹 出演

川崎市で時限爆弾を使った同時多発テロが発生。しかし、探偵事務所5の探偵507が爆弾コードを難なく解読、みごと爆破を未然に防ぐことに成功する。功績を挙げた彼にさっそく上海支部から新たな暗号解読の依頼が。それは、これまでに見たこともない配列の暗号だった。かつてない難問を前に、興奮を抑えられない探偵507は、自ら上海に乗り込み、暗号解読に挑むのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332139


脚本が尻下がりに悪くなる(笑)。
どんどんつじつまがあわなくなるのだ!

稲森いずみを美しく撮る→成功しているところもあるが、ふつう。
自分がかっちょいいと思っていた俳優(宍戸錠)をかっちょよく見せる→失敗。
江戸川乱歩的なおどろおどろしさ→前半はいいが後半は……。

そして徹底的に主人公をないがしろ(いいとこなし)にして見せ場がない(笑)。

恋愛・暗号・アクションどれもまともになっていないストーリーがひどい。
いままで百発百中で一撃必殺のあの人が、最後の戦いではずすはずす(笑)。かっちょわるいしテンポもわるい。

『夢みるように眠りたい』のエンディングから始まるオープニングはよかった。