映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ガルシアの首』

2011年03月01日 | Weblog
よい

サム・ペキンパー 監督
ウォーレン・オーツ、イゼラ・ヴェガ、ギグ・ヤング、ロバート・ウェッバー、エミリオ・フェルナンデス、クリス・クリストファーソン、ヘルムート・ダンティーネ 出演

メキシコの大地主が愛娘を妊娠させた男、ガルシアの首に賞金を懸けた。酒場のしがないピアノ弾きベニー(オーツ)は、情婦のエリータ(ヴェガ)からガルシアが既にこの世にない事を聞かされ、エリータと共にガルシアが葬られた彼の故郷を目指す。だが、同じく懸賞金を狙う男たちがベニーの後を追っていた。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4849#1



後半の処理に疑問があるが、おもしろかった。

後半の処理とは、「依頼主を教えろ」以降のことである。
孤独になったことが原因だというのはわかるが、キャラクターの変化が唐突に感じる。
ラスト近くの処理もちょっともたついている。


映像が美しくて、這い上がろうとする人間が特徴的な作品。
今の目で見ると、スローモーションが特徴的ではなくなってきている(他にもいろいろあるから)のもおもしろい。

『パララックス・ビュー』

2011年03月01日 | Weblog
ふつう

アラン・J・パクラ 監督
ウォーレン・ベイティ、ウィリアム・ダニエルズ、ヒューム・クローニン、ステイシー・キーチ・Sr、ポーラ・プレンティス 出演

上院議員暗殺事件を追うジャーナリストのフレイディは、パララックスという暗殺組織の存在を突き止める。その実態を暴こうとする彼に、パララックスは黒い手を伸ばすが……。政府機関による暗殺組織の恐怖をスリリングに描いた社会派サスペンス。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18495#1



こんなのを「社会派」とかいっているやつは見る目がない。
単なる二流のエンターテインメント。

大統領候補暗殺事件に居合わせた人間が次々と殺されていく。
しかし、殺されていく理由が本人たちにもわかっていない。
ひとりだけわかっていそうな人間がいたが、それも匂わせるだけではっきりしない。
徹底的にバカというか、無理があるのは、それが大統領候補が殺されてから三年もかかっているところである。その間なにもしなかった人間を殺す必要性がまったくわからない。

ダムのところのアクションはよかった。