映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『プレデターズ』

2011年05月05日 | Weblog
ふつう

ニムロッド・アーントル 監督
エイドリアン・ブロディ、ダニー・トレホ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン、アリシー・ブラガ、ウォルトン・ゴギンズ、マハーシャラルハズバズ・アリ、オレッグ・タクタロフ、ルーイ・オザワ・チャンチェン 出演

落下中に意識を取り戻し、墜落死を免れた傭兵のロイス。そこは鬱蒼としたジャングルの中。そして同じように状況も分からぬまま見知らぬ土地に放り出された数人の男女。彼らはCIAの凄腕スナイパーやロシア特殊部隊の隊員、あるいはヤクザや死刑囚といったいずれ劣らぬ戦闘と殺しのエキスパートたち。やがて一同は、自分たちが謎の地球外生命体によって彼らの惑星に拉致されたことを悟る。そしてその目的が、その地球外生命体が狩猟を楽しむためだと。ロイスは渋々ながらもリーダーとなり、人類最強の殺し屋集団を率いて、恐るべき未知の敵へと立ち向かっていくが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336307



観終わった直後にもういちど同じ作品を見直すことができるかどうかでたいてい「よい」と「ふつう」の判断を下しているつもりだが、これは迷った。

標準以上のデキではあるし、直後に見直すこともできる。しかし、猛烈に描き込みが不足していて不満な点が多いのだ(笑)。

登場人物が多すぎてなおかつ、キャラクターが立っていない。

マチェーテ(ダニー・トレホ)を殺すのが早すぎである!。

モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)がなんのために出てきたのかわからない。

プレデター同士の戦闘にまったく迫力がない。

暗いシーンが多すぎである。

あのヤクザが戦う前のうなずきはなんだ(笑)。あれで意思疎通ができるくらいならば、前半の存在価値がほとんどないというキャラクターの描き方はなんだったのか!

そしてあのエンディング。書いているうちに腹が立ってきた(怒)!

『愛しのローズマリー』

2011年05月05日 | Weblog
よい

ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 監督
グウィネス・パルトロー、ジャック・ブラック、ジェイソン・アレクサンダー、ジョー・ヴィテレッリ、レネ・カービー、スーザン・ウォード、アンソニー・ロビンス 出演

父親の遺言を守り、少年時代から外見の美しい女性だけを追いかけ続けてきたハル。しかし、もともとチビで小太りの彼、そんな恋が成就するわけもなく、気づいてみればすっかり中年の冴えないオッサン。そんな彼の嘆きを偶然耳にした自己啓発セミナーの講師が、ハルに内面の美しい女性が美人に見える催眠術をかけてしまう。そして、ハルが最初に出会った心の美しい女性はなんと体重300ポンド(136kg)巨漢女性!でも催眠術にかけられたハルの目に映るのはスレンダーな絶世の美女。さっそく猛烈なアタックを始めるハルだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=236865#1



いっていることはごもっとも、最後まで見て楽しい気分になれるのも間違いないのだが、肉体的欠陥や精神的な欠陥を乗り越えるのに結局セミナーや暗示や催眠術や親のせいやSFXなどを使わないとダメだとしたら、それはそれで虚しい。

途中までおもいっきり大きなお世話をしているジェイソン・アレクサンダーが、急に反省していい人になるのも馴染めない(笑)。