映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『ブラック・スワン』

2011年05月16日 | Weblog
ふつう

ダーレン・アロノフスキー 監督
ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー 出演

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練としてたちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337733



バレエが舞台の映画だが、バレエを描いた作品ではない(これは減点要素ではない)。人間を描いた作品だが、たいして深くもおもしろくもない。

プリマ・バレリーナに抜擢されてアッパーになったり、プレッシャーでダウナーになったり、嫉妬したりするイカれた(イカれかけた)母娘の物語。それはそれでもっとおもしろく描くことが可能なはずが、狂気がすべて想定内というか期待はずれ。

ベスがウィノナ・ライダーだとは気づかなかった。

追加!!
足を負傷した直後の母が差し出すオルゴール、サイテーの演出だ。