映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ビフォア・ミッドナイト』

2014年02月05日 | Weblog
よい

リチャード・リンクレイター 監督
イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、 シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック 出演

パリでの運命の再会から9年。当時はそれぞれにパートナーがいたアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌは一緒に暮らしているばかりか、ふたりの間にはかわいい双子の娘たちまでいた。パリに暮らしている彼らは、南ギリシャの美しい港町にバカンスにやって来ていた。ウィーンでの初々しい出会いからすでに18年。すっかり中年となり、仕事と子育てに追われる日々。楽しいはずのバカンスも、気づくとすぐに言い合いとなってしまうふたりだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347079





映画館で観た。

あなたが人生の達人や人生の終わりかけでない限り、お願いだから『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』とその9年後の再会を描いた『ビフォア・サンセット』を観てから本作を楽しむことを……。さらにその9年後の話だから。

脚本がリチャード・リンクレイター監督と主演のふたりジュリー・デルピーとイーサン・ホークになっていることに注目してほしい。主演のふたりが役を完全に理解しているからこそできることではないか。今回もおおまかなラインを決めてアドリブ的な進め方をしていそうだ。

人生に答えはないし、ひとつでもない。それがわかるだけでももうけものである。

どうしても男の目線で観てしまうが、イーサン・ホークが前妻との息子を空港で見送るシーンと、ラストの和解を提案する(一番上の写真のところだ)シーンはグッときた。

最後の夜だけホテルに宿泊するという設定は、ちょっとだけ持って行き方に無理があった。

『ラッシュ/プライドと友情』

2014年02月05日 | Weblog
よい

ロン・ハワード 監督
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド、アレクサンドラ・マリア・ララ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、クリスチャン・マッケイ 出演

ジェームズ・ハントとニキ・ラウダは、F3時代からの宿命のライバルながら、その性格とレーススタイルはまるで対照的。ワイルドで天才肌のハントは、プライベートでも酒と女を愛する享楽主義のプレイボーイ。対するラウダはマシンの設定からレース運びまで全てを緻密に計算して走る頭脳派で、闘志を内に秘めてストイックに生きる優等生レーサー。1976年、そんな2人はF1の年間チャンピオンを巡って熾烈なデッドヒートを繰り広げる。2連覇を目指すラウダはシーズン序盤から着実に勝利を重ね、ライバルのハントを大きく引き離し、チャンピオン争いを優位に進めていた。そんな中、2人の運命を大きく変える第10戦ドイツGPが幕を開けようとしていた……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346876





映画館で観た。

派手なレースで引きこまれ、人間ドラマに感動して終わる……。

「ジェームズ・ハント」で検索すると簡単にわかるが、セックス&ドラッグがかなり激しかったらしい。本作ではドラッグの部分を抑えめにして比較的キレイに描いてある。

ふたりの主人公の人間的な弱みと魅力の見せ方がとてもうまい。

そしてあのラストは予想できても泣くかもしれない。

タイレル(ティレルじゃないぞ!)六輪。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2014年02月05日 | Weblog
よい

マーティン・スコセッシ 監督
レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、ジョン・ファヴロー、カイル・チャンドラー、ロブ・ライナー、ジャン・デュジャルダン 出演

80年代後半のウォール街。証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層をカモにそのモラルなき巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させ、自らも年収49億円の億万長者となる。ドラッグでキメまくり、セックスとパーティに明け暮れた彼のクレイジーな豪遊ライフは衆目を集め、いつしか“ウォール街の狼”と呼ばれて時代の寵児に。当然のように捜査当局もそんな彼を放ってはおかなかったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346630





映画館で観た。

バブルと寝た男たちや女たちアメリカ版。

ドラッグ&セックスが多めで、マネーの部分がちょっとすくなめ。

ケツが痛くなるほど長い(179分)が、かなりおもしろい。

株屋を信用するなという教訓と、マーティン・スコセッシのニューヨークへの愛は強く感じられた。

金魚鉢グッド!