映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スノーピアサー』

2014年02月18日 | Weblog
ふつう

ポン・ジュノ 監督
クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタヴィア・スペンサー、ユエン・ブレムナー、アリソン・ピル、コ・アソン、ジョン・ハート、エド・ハリス 出演

2014年、人類は急速に進行する温暖化を食い止めるため、人工冷却物質の散布を実施。しかしそれは予想外の結果を招き、地球は氷河期に突入してしまう。やがて人類を含めほとんどの生物は死に絶え、17年後の2031年、“スノーピアサー”と呼ばれる列車の中で生活する乗客たちだけが人類のすべてとなっていた。その列車は永久機関のエンジンを積み、1度も止まることなく1年をかけて地球を1周する“走る箱舟”。その前方車両では富裕層が優雅に暮らす一方、後方車両に押し込められた貧困層は劣悪な環境で虐げられ、忍従の日々を送っていた。そんな中、最後尾に乗るカーティスが革命に立ち上がり、反乱軍を率いて前方車両へと侵攻していくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=345712#1





映画館で観た。

『ザ・レイド』や『ジャッジ・ドレッド』(2012)のように建物内部で下から上へ攻め上がるパターンはあるが、それを横にして列車にしたのは珍しいのではないか……。

ティルダ・スウィントン(笑)! ジョン・ハートやエド・ハリスなどの気になる俳優の使い方もうれしい。

しかし、脚本にかなり無理があった。
外への出口があそこだけだとすると、主人公はどこから乗ってきたのかわからなくなるのではないか? 「ここまで来たのは初めてだ」みたいなことも言っていたし……。

『エージェント:ライアン』

2014年02月18日 | Weblog
よい

ケネス・ブラナー 監督
クリス・パイン、ケヴィン・コスナー、ケネス・ブラナー、キーラ・ナイトレイ 出演

海兵隊員としてアフガニスタンの戦場に赴き重傷を負った青年ジャック・ライアンは、リハビリを支えてくれた医学生キャシーと恋に落ちる。キャシーとの愛を育む一方、彼は秘かにCIAにスカウトされ、不審な経済活動を監視するアナリストとして活躍していく。そんなある日、彼はモスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不穏な動きに気づき、上司のハーパーに報告する。するとハーパーは、デスクワーク専門だったライアンを現地へと送り込むことに。現場経験のないライアンは戸惑いつつもモスクワへと向かうのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347159





映画館で観た。

ケヴィン・コスナーの存在感が薄いのと、アメリカにもどってからも主人公が第一線で活動する必要性がないのがちょっとひっかかるが、楽しめた。

特によかったのが、「めんどくさい女」を演じたキーラ・ナイトレイ。彼女のやっかいぶりはかなりのもので、彼女がいなければもっとはやく解決できたかもしれない(笑)。

また、主人公の観察眼の鋭さの強調もよかった。これは次作へも引き継いでほしいものだ。