映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『レ・ミゼラブル』

2014年02月22日 | Weblog
ふつう

トム・フーパー 監督
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、サシャ・バロン・コーエン、サマンサ・バークス 出演

19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、心を入れ替えると決意する。過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しくあろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて市長にまで上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342984#1





サシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム=カーター! 特にヘレナ・ボナム=カーターは、どんな作品に出ても底意地の汚い性悪女にしか見えない(笑)。

ヒュー・ジャックマンもラッセル・クロウもアン・ハサウェイもあっさり死にすぎで、しかもその死因がよくわからない。ひとり自殺だが、なぜあのタイミングでするのかわからない。

セリフがほとんど歌になっている。

長い。

『高地戦』

2014年02月22日 | Weblog
よい

チャン・フン 監督
シン・ハギュン、イ・ジェフン、コ・ス、イ・デヴィッド、リュ・スンス、コ・チャンソク、リュ・スンリョン 出演

1953年。1950年6月に始まった朝鮮戦争は停戦協議が難航し、泥沼化していた。最前線では南北両軍が、いつやって来るかも分からない停戦の日を睨みつつ、境界線の高地を巡って、幾多の犠牲もいとわず互いに奪い合う地獄の高地戦が繰り広げられていた。ある日、その高地に韓国防諜隊中尉カン・ウンピョが送られることに。前線の部隊に人民軍の内通者がいるとの疑いが強まり、その調査を命じられたのだった。彼はそこですっかり変わり果て、冷徹な戦争マシンと化したかつての戦友キム・スヒョクと予期せぬ再会を果たすのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343334





現場・現実を知らないバカ上司と完全なたたたきあげとの構図、同じ場所を30回以上も取り合っている厭世観・厭戦感。「2秒」に代表される死の近さ……。

停戦協定で終わらない絶望感、すばらしい。

『モネ・ゲーム』

2014年02月22日 | Weblog
ふつう

マイケル・ホフマン 監督
コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、トム・コートネイ、スタンリー・トゥッチ 出演

印象派の巨匠モネの代表作《積みわら》の連作には、消えた1枚が存在した――。英国の美術鑑定士ハリーは、自分を無能呼ばわりする雇い主の億万長者シャバンダーに仕返しすべく、《積みわら》の贋作を使った完璧な詐欺計画を練り上げる。そして話に真実味を持たせるため、名画の持ち主役としてテキサスの天然系カウガール、PJを相棒にスカウトする。ところが、自由奔放で怖い者知らずのPJはハリーの指示を完全無視、完璧だったはずの計画は早々に綻びを見せてしまうのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344996#1





観たあとで調べたら、脚本がコーエン兄弟(ジョエル・コーエンとイーサン・コーエン)で、なおかつ、『泥棒貴族』のリメイクらしい。

しかし、コン・ゲームにおける頭脳戦の楽しみもあまりなく、「実はこうだった」的な答え合わせもあっさりしすぎてさほどおもしろくない。

だいたいホテルからの脱出方法がふつうすぎる! あれはダメだろう。

男性ふたり(コリン・ファースとアラン・リックマン)の演技がとてもよかったのに対して、キャメロン・ディアスのノリもいまひとつであった。